約 45,018 件
https://w.atwiki.jp/amnesiamatome/pages/31.html
あらすじ 放送日時 制作 声の出演 質問と回答 あらすじ 旧校舎に迷い込んだ少年。旧校舎の幽霊の噂。大きな鏡のある部屋。少年の名前を呼ぶ声。幽霊を自称する少女。隠し階段の場所。学園に伝わる一人遊び「隠れ鬼」。人形に取り憑いた悪霊から逃げる少女。 放送日時 放送局 放送日 放送時間 チバテレ 4月15日 24 30~25 00 サンテレビ tvk 25 30~26 00 TOKYO MX 4月16日 24 30~25 00 テレビ愛知 4月17日 26 00~26 30 アニマックス(BS・CS) 4月16日 22 00~22 30 楽天ShowTime 4月20日 16 00更新 制作 脚本 高山カツヒコ 絵コンテ・演出 坂本隆 作画監督 牛島希 古川英樹 長谷川享雄 さのえり 総作画監督 番由紀子 原画 大平剛生 吉本智恵 柏淳志 小野可奈子 山本亮友松浦里美 冨田佳亨 橋本純一 井上美香 小池真代木村優子 高橋賢 平田和也 北村淳一 内海愛子新井博慧 猿渡聖加 牛島希 水崎健太 小澤和則 第二原画 澤入祐樹 高橋成美 大竹晃裕 秋山訓子 林あすか ビクトリー 動画 中嶋美幸 高橋悠太 大内大和 日向寺郁晶 吉川昌之 村上靖紘米倉孝規 大槻南雄 富田祐輔 山本無以 森林恵 原口渉BEEP 仕上げ 平井麻実 重冨英里 山口真奈美 林由稀 田中周作BEEP 撮影 旭プロダクション二村文章 渡辺瞳 森谷若菜 大久保潤一 金光俊 児玉純也 美術 スタジオちゅーりっぷ柚本由里 兼子裕 上野比呂美 池田勉 山崎大門 浜松豊最上さやか 近藤梓 原田亜矢子 川村誠太郎 滝口勝久 スコットマクドナルド渡嘉敷壮 吉田美千子 チェアヨン 澤田映美子 松下佳香 菊名香藤井さやか 井上絵理 新田彩乃 杉浦礼華 滝口昌孝 立石健榊原和美 鈴木友成 河嶌英里香 高橋雅子 パクヘリム 大吉麗奈加藤三朗 伊東春香 荒川友美 芦野由紀子 榊原まみ子 動画チェック 林洋子 色指定・仕上げ検査 大塚奈津子 特殊効果 村上宣隆(旭プロダクション) 予告イラスト 桐原いづみ 制作進行 穂積智也 声の出演 庚夕子 原由実 新谷貞一 代永翼 小此木ももえ 福圓美里 質問と回答 ここに質問 ここに回答 ここに質問 ここに回答
https://w.atwiki.jp/sol-bibliomaniax/pages/301.html
ちょっとした邂逅 風向きが変わった瞬間、通りにいた人間の半数ほどが一瞬奇妙な反応を見せる。まるで警戒するように目が周囲を探り、そしてすぐに関わり合いを避けるようにうつむいて早足に歩きだす。歩き出す方向はそれぞれだが、ただ一つの方向だけは誰も向かわない。 「なあ、緋月」 「放っておけ」 そんな流れを横目で見つつ、その誰も向かわない一点に視線を向けた連れを、【クリムゾンレッド(赤い月)】戦原緋月は一言で制した。意見すら聞いてもらえなかった【スカイブルー(希望の青)】星谷遠は、不満そうな顔をする。 「まだ何も言ってないじゃん」 「ここは区画と区画の間に近い微妙な地域だが、ぎりぎり北区に位置する。僕たちの領域ではない。よって、余計なことをするな」 「でも血の臭いがしたぜ?」 「だからだ。これが花の臭いなら止めてない」 「は? 俺、花とか興味ないし」「僕もだ」 会話終了。沈黙の幕が降りる。 「…………行かないからな。調べにとか行かないからな」 「いや、治安維持は生徒の務め。お前はもうちょっといいと思うよ」 「ただ単に喧嘩に加わりたいだけだろう」 じろりと緋月は遠を睨んだ。遠はしずかに目をそらす。 「緋月は消極的すぎるんだよ。ほら、誰か怪我してたりとかさぁ」 「遠、お前はどこまで物事を背負い込むつもりだ? すべての人間を助けて回るつもりか? そういうことをしていると本当に助けないといけないものを助け損なうぞ」 「別に俺はそういうつもりないぜ。例えばさぁ、ここから10キロ離れた場所で全然知らない人が殺されかけてるとしても、わざわざ駈けつけたりしない。でもすぐ近くなんだぜ? すぐ近くで誰か死にかけてるかもしれないのにほっとくなんて気分悪りぃじゃん」 「それでお前が死んだらどうする?」 厳しい態度を崩さない緋月に、遠はへたりと笑ってみせた。 「大丈夫、だいじょぶ。やばくなったらすぐ逃げるし」 「お前は助けに入っておいて逃げるのか?」 「だって」 遠は笑みを深くした。 「俺が死んだら緋月怒るじゃん」 「…………」 緋月は深々とため息をついた。そしてゆっくりと方向を変える。遠の顔がぱっと輝いた。 「いいのか?」 「どうせ行くんだろう? 何かあった時に、一人より二人のほうが生存率は上がる」 風向きと血の臭いでおよその方向の見当はつく。足早に緋月は歩き出した。その後ろから嬉しそうに遠が付いてくる。 「なあ、なあ。喧嘩していいんだよな?」 「できれば捕縛しろ。殺人免許も多用は禁物だ」 民間軍事会社として実績のあるダイナソアオーガンの一部社員は、殺人行為を合法的に認める許可書を持っている。だが、だからといってすべての殺人行為が見逃されるとは限らない。 「分かってるって。俺は殺人鬼じゃねえんだから気にし過ぎ」 「……そうだったな。ただの喧嘩好きだ」 「喧嘩と花火は江戸の花だぜ」 「ここは学園都市トランキライザーだ」 「二、三百年前は江戸だって」 「では、お前は相当流行に乗り遅れている」 「酷いな」 喋りながらいくつかの角を曲がった瞬間、唐突にそれは広がった。 「ん? んんん? 誰かと思ったら、篭森んとこの飼い犬じゃねえか」 「おや、こんにちは。お二方ともお散歩ですか?」 水のように血が窪んだ地面に溜まっている。転がっているのは人間だ。じゃらじゃらと鎖を腰につけていて、よく見ると刃物をつるすホルダも下げている。そこにおさまっていたであろうナイフは、主の身体からやや離れた場所で見事に両断されている。あれでは溶かして再利用でもしない限りもう元には戻らないだろう。もっとも戻ったところでそれを扱うべき人間はとうの昔にこと切れているのだが。 「――――お前たちだったか」 緋月は目を細めた。 不死原夏羽と不死川陽狩。学園に6人ほど存在する殺人鬼のうち二人であり、とりわけ戦闘能力の高い獲物を好む戦闘狂である。殺人者でありながらも高い能力故にトップランカーに名を連ね、各地の企業から危険視されている。 「よう」 「どうも」 にこやかに夏羽と陽狩は笑った。挑発するような態度に、緋月は表情を硬くする。その一方で頭のすみで冷静に計算する。ここで喧嘩になるのは簡単だ。だが、喧嘩をしたところでメリットがない。これが東区内のことだとすれば一応は東王である宿彌の部下である自分たちには、治安維持のために彼らを補殺する義務が生じる。だが、ここは他の区画でしかも相手はてだれである。今まで誰も捕まえられなかった殺人鬼をわざわざ捕まえる義理はない。それに奴らをかりに補殺したところで、学園の治安にはあまり関係がない。むしろ、強敵を追い求める悪癖のあるやつらなら多少野放しにしておいたほうが、結果的に強い犯罪者を狩ってくれるので色々と便利である。 そこまで考えて、緋月は踵を返した。身構えていた遠が驚いた顔をする。 「どこ行くんだ?」 「馬鹿に付き合う義理はない。帰るぞ」「でも」「帰るぞ」 再び不満そうな顔をしつつも、すでに生存者がいないことを確認して遠も踵を返す。だが、そこに声がかかる。 「逃げるのか、駄犬。警備保障会社のくせにとんだ腰ぬけだな」 「遠」 振り向き変えた遠を緋月が制す。 「思うつぼだ」「分かってる……けど」「クリムゾンレッド」 どこか面白がるような声で、陽狩が緋月のエイリアスを呼ぶ。 「貴方も遊んでいかれませんか? 血の滴る道は貴方の得意なフィールドでしょう?」 「あいにくだが、仕事でない戦闘はしない」 「おや、目の前で人が死んでいるというのにむざむざ犯人を見逃すとは、【イノセントカルバニア(純白髑髏)】もたいした部下をもっていませんね。まあ、本人も快楽主義のできそこない二世ですから、案外とこの程度の部下がお似合いなのかもしれませんが」 緋月は立ち止った。今度は逆に遠が緋月の肩を軽く押さえる。 「落ちつけよ。社長はあの程度の悪口、歯牙にもかけねえよ」 「そうだな」 険呑な瞳で緋月は振り向いた。にやりと陽狩は笑う。 「多少はやる気出ました?」 「まったく」 表情とは裏腹に妙に落ち着いた声で緋月は答えた。 「だが、一つ言わせてもらう。本人ではなく本人の周りを批難するような行為は格を下げるぞ」 「はっ、駄犬二匹がぼんくらお嬢にしっぽ振って餌もらって喜んでるくせによく言いますね。キャンキャン吠えて鬱陶しいったらありはしない。自分で考えることもできない屑に言うだけ無駄だとは思いますがね」 金属がぶつかり合うような凄まじい音がした。緋月ではない。緋月が動くより先に、遠が勢いよく陽狩に跳びかかっていた。陽狩の構えたフランベルクと呼ばれる並み上の剣と遠の爪がぶつかり合って金属のような音を立てる。陽狩は小さく口笛を吹いた。 「はは、生身の肉体をそこまで強化するとは――トランスジェニックの能力か、それともグラップラーの能力か。どちらでしょうね」「両方だぜ」 がきんと鋭い音を立てて遠の爪が陽狩のフランベルクを弾く、二人は距離を置いて向かいあった。 「俺の爪は鋼より鋭い。手前のなまくらじゃ切れねえよ」 「そりゃあ楽しみだ」 隙をついて横に回り込んだ夏羽の手の中で、通常より大きいサバイバルナイフが光った。一直線に首の動脈を狙って突きが繰り出される。だが、それが遠に届くより前に横から伸びてきた金属の塊がナイフを弾き飛ばした。 「――――遠、変われ。陽狩は僕がやる」 「なんだ、緋月もやるのかよ」 「お前の加勢だ」 コルドンダルジャン――鋼の糸を編み上げて作った金属製の鞭――を握って緋月は答えた。遠は苦笑する。 「へいへい。よろしくお願いしますよ」 「ふふ、嬉しいですねぇ。私もやるなら単純馬鹿より貴方のほうが煽りがいがあっていいと思っていたんです」 陽狩も武器を構える。夏羽は取り落としたナイフの代わりに、さらに長さのある刃物を腰のフォルダから抜き取る。 「俺は馬鹿でも気にしないぜ。かかってこいよ、星谷」 「俺は馬鹿じゃねえ」 言いながら遠は腰を落して飛びかかる姿勢になる。そこに向こうでにらみ合いをする陽狩と緋月が口をはさむ。 「そうですね。馬鹿は夏羽です」「遠は馬鹿ではない。純粋なんだ」 「…………陽狩……手前、ぶっ殺す」「……緋月、泣きそうだ」 ある意味似た者同士である二組は向かい合った。そして、ほぼ同時に動く。緋月と陽狩は建物の上へ。そして、遠と夏羽はさらに絡み合う路地の奥へ。四匹の獣は転がるようにして戦場へ飛び出した。 ** 同時刻。 「――――黒雫君たち」 名前を呼ばれて、黒雫は視線を巡らせた。さらに数回名前を呼ばれてようやく、相手が自分の立っている路地の横のビルの上にいるのだと気づく。キラキラとした金髪が西に傾きはじめた太陽を映し出す。 「ジェイル先輩……」 周囲に人がいないのを確認して、黒雫は思いきり助走をつけて飛び上がった。そしてまずビルの裏口の手すりを足がかりに、さらに路地の反対側の壁を蹴りその反動でさらに上へ飛び上る。似たような動作を数回続けて行うと、どうにかビルの屋上まで飛び上がることができた。 「やあ」 昇ってきた雫を見て、にこりとジェイル・クロムウェルは微笑んだ。その姿はひどく典雅で、そしてどことなく嘘くさい。まるで作りごとのように現実感がない。 「何をしているんですか?」 「獣の喧嘩ですよ。御覧なさい。とても興味深い」 すっとジェイルはごちゃごちゃした建物が乱立する方向を指差した。 「? 猫が喧嘩でもしているのですか?」 少し距離があるため、ぱっとみただけでは異常は見受けられない。ふふとジェイルは笑った。 「よく見てください。人に慣れぬ野性の犬と人のために牙を研ぐ猟犬が絡み合って喰らい合っているのですよ」 「悪趣味な見物ですね。先輩」 「そうでもありませんよ。見ておいて損はありません」 音を立てて何かが飛んできた。反射的に受け止めてからそれが繊細な細工のオペラグラスだと気づく。 「先輩、いつもこういうもの持ち歩いているんですか?」 「ええ。この世に起こりうる美しい奇跡と運命の歯車が交差する瞬間を見逃がさないためにも、人が久遠の彼方を見るために生み出した硝子を持つことは重要です」 「要するに覗きとストーカー趣味のための道具ってことですね。お借りします」 身も蓋もない結論を出して、黒雫はオペラグラスを覗き込んだ。外見はクラシックだが、それはこの学園の産物。明るさまで細かく調整できる。数回瞬きをして、果たしてそれは見えた。 「へえ…………確かにこれは中々」 「興味深いでしょう?」 にこりとジェイルは笑った。 ** 走って距離を置くように見せかけて反転して踏み込む。得物の性質上、互いにガードという考えは存在しない。 空気を割いてコルドンダルジャンが走る。鞭という武器は防御がとてもしにくいため、相手は全身で動いてそれを避けなくてはならない。その分、相手の体力をそぐことができ、持久戦にも向いている。だが、狭いところではその性能を十分には発揮できない。 「コルドンダルジャンは、金属の鞭。ある程度の広さのある場所で、一対多数の場合にもっとも効果を発揮します。狭い場所での一対一には向きませんよ?」 ほとんど予備動作もなく、軽々と鉄筋の上に飛び上がって陽狩は笑った。何があったのか建設中に放棄されたらしいビルは配線も配管もむき出しで、ところどころに鉄筋がむき出しになっている。空間把握能力が低ければたちまち動きを制限されてしまう空間。だが、狭い所が得意なタイプには何よりの戦場だろう。 「フランベルクは片手剣とはいえ長剣の部類に入る武器だ。それもここでは使いにくい武器だろう?」 淡々と緋月は答える。長剣は重さと長さから当たった時のダメージが大きいが、自在に操るにはその剣と腕の長さ分の広さが必要になる。広さを確保するためには障壁となるものの少ない場所に戦場を移す必要があり、やはり狭い所では不利になる。 互いに得意とする得物では不利な条件。そのはずなのにどちらも退く気配はない。 「ふふ、フランベルクばかりが私の武器というわけではありませんよ?」 ふいに陽狩が微笑んだ。咄嗟に柱の影に回り込んだ緋月の至近距離を投げナイフが通過し、鉄筋に当たって下に落ちる。かすった緋月の袖が切り裂かれた。 「…………服が切れた」 「おや、洋服の心配ですか? 高給取りのくせに器が小さいですね」 「服の事はよく分からない。分かるのは記事のよしあしとドレスコードくらいだな」 予想通りの無表情で、予想通り本当に興味なさそうに緋月は答えた。その顔が歪む。 「だが、これは珠月様と遠に見立ててもらったものだ。腹も立つ」 「その割には冷静ですね。次のナイフは貴方に刺さるかもしれないのに」 刃物を隠し持っているとは思えないほど軽やかな動きで、陽狩は間合いを取る。それを目で追いながら、緋月は口の端を釣り上げた。 「武器が一つとは限らない、か。奇遇だな」 蛇のような動きで鉄筋の間をすり抜けて、コルドンダルジャンが陽狩に迫る。だが、陽狩はあっさりと剣でそれを叩く。陽狩の代わりに剣がコルドンダルジャンに巻き込まれて軋んだ。だが、その時はすでに先端を持っていたはずの緋月はいない。 「俺もそう思う」 声が聞こえた瞬間、反転しながら身をそらした陽狩の頭部をかすめるように何かが通過する。咄嗟に手を伸ばしてそれを掴みとった陽狩は、空中で大きく体勢を崩しながら後ろに跳ぶ。跳びながらもスローリングナイフで牽制することは忘れない。 およそ一階分下に足場をうつして着地した陽狩は、手の中のものを見て眉をしかめた。一見すると細い金属棒にしか見えないそれは、飛針と呼ばれる暗器の一種だ。舌さきでその先端を舐めた陽狩は、すぐに唾を吐きだした。そして針を階下へと投げ捨てる。 「毒針。何の毒ですか? 軽く舐めただけで舌がしびれた」 「皮膚吸収性のものにしなかったのが悔やまれるな。あれは手袋の準備が面倒なので、持ち歩いていないんだ」 平然と緋月は答えた。普段の淡々とした表情が今は酷薄なものに見える。躊躇いというものが一切ない言葉に、陽狩は苦笑した。 「ふむ。カルバニアとスカイブルーにすっかり手懐けられているものだから、てっきりもっと生ぬるい性格だと思っていました」 「残虐趣味はない。被虐趣味もない。人殺しは気持ちが悪いから好きでもない。だが、だからといってできないとは限らない」 わくわくした様子の陽狩とは逆にげんなりした顔で緋月は答えた。コルドンダルジャンとは似ても似つかない、特徴というものがまったくないような細い刃物を構える。刃の形と幅が独特で、肋骨の間をすり抜けて臓器を狙える作りになっているナイフだ。陽狩は口の端を釣り上げた。 「峡客(刺客)は、普段戦闘を行う場合できるだけ特徴的な武器を選ぶ。それはいざ暗殺を行う時はできるだけ何の変哲もない武器を使い、追及をされれば『それは自分の武器とは傷跡が違う』と言って言い逃れするため。派手で使い手を選ぶ武器と、それとは真逆な暗器。それも妙に使いなれている。奇妙なことですね」 「こちらの武器を誰かに見られたのは久々だ。だいたいは見る前に三途の川を渡っている」 緋月は不快そうに答えた。陽狩は笑う。 「私たちは暗殺業もやりますが、どちらかというと殲滅屋で戦争屋。ですが、貴方の動きは我々とは違う。貴方、暗殺組織で訓練を受けた人間ですね? それも相当場数を踏んでいるプロとみました。あの毒針も。プロなら自前の特殊な毒薬を持っていて当たり前です」 緋月は答えない。代わりに不快そうに顔をしかめた。 「実に興味深い。カルバニアは貴方のこと、そこまでご存知なのでしょうか」 「隠しだてすることは何もない」 慣れた手つきで緋月は武器を構えた。陽狩は笑う。 「なるほど。すべてご存知、と。どのような縁で暗殺者が魔女の使い魔になったのか興味はあるところですねぇ。カルバニアも残虐な小娘だ。暗殺者を飼うなんて。それもごく普通の常識ある人間を」 「別に暗殺者として飼われているわけではない。あの人は弱い人だ。身内に甘い。身内を飼うことなんてできない」 かすかに声に感情の色がにじむ。緋月はナイフを構えなおした。 「僕には才能がない。僕は何も知らない。それでも何かをしようと思った時、珠月様と遠のために僕ができることが単に家事と殺人しかなかっただけだ」 「それ、前半だけで十分ですよね?」 微妙な沈黙の幕が下りた。指摘されて初めて気づいたという顔で緋月は考え込む。緊張の糸が切れて何とも言えない空気が漂う。 人を殺すには空気がある。戦いもそうだ。それが壊れるといかにプロといえども大変やりにくい。 「…………前言撤回。貴方は十分常識からかい離しています。立派な異常者ですよ」 「仲間のいる殺人鬼と同じようなものだろう?」 話しながら緋月は踏み込む。斜めに跳び下りて、数メートルの距離が一気にゼロになる。思わぬ速さに、陽狩は目を見張った。だが、すぐに納得する。コルドンダルジャンは鋼鉄の鞭だ。ナイフなどとは比べ物にならない重さがある。それを手放した今の動きこそが、彼の本質なのだろう。 「仲間? 私に仲間なんていたことはありませんが」 「夏羽がいるだろう?」 薙ぐのでは刺す緋月の攻撃に、ときどき冷やりとさせられる。陽狩は笑みを深くした。一撃一撃が当たれば必殺の最少かつ細心の一撃。普通の人間ならそれこそ何が起こったかを理解する前にあの世送りだ。思わぬ強敵に身体の底から歓喜がこみ上げてくる。 「夏羽ですか? あの馬鹿は仲間なんかじゃありませんよ。ただの馬鹿です」 「では何故一緒にいる?」 「決まっているでしょう? ただの一瞬でも彼を殺せるかもしれないチャンスを逃さないためです」 突き刺すという攻撃はつばぜり合いが出来ない。互いに剣先をぶつけて弾きあう攻防になる。意識だけは手先に集中しつつ陽狩は答える。ふいに緋月が笑った。 「嘘をついたつもりか? それとも自覚がないのか?」 「何の話です?」 「殺したい相手がいるならば、多少は距離があるほうが好ましい。なぜなら近くにいすぎるとかえって相手を警戒させるからだ。相手の近くにいるということは、こちらの様子を相手も見ているということ。長期間になればなるほど手札を見られる危険性も増す。だから相手とは顔見知りくらいの関係を作っておき、相手が油断した瞬間に刈り取るのが定石だ」 実際自分はそうしてきたと言わんばかりのひどく冷めた様子で、淡々と緋月は言う。 「なのに、何故お前は常に奴と行動を共にする? それではろくに狩りの準備をすることもできない。お前、本当はそんなに殺す気はないんだろう?」 「――――うるさい」 抉るような斬撃を力任せに弾くと、陽狩は膝を曲げて上へ飛んだ。軽い音を立ててむき出しの鉄骨の上に着地する。緋月もワク組みしかできていない床の上に着地した。 「図星か?」 「魔女の命令を待つだけの使い魔が、見透かしたような言動をしないでいただきたいものですね。下僕の分際で不愉快です」 陽狩はフランベルクから手を離した。波状の刃はきらりと光って床に落ちる。 「フランベルクの刃は敵を切り刻んだ時に傷口がふさがりにくく、より戦線に復帰しにくくなるように作られています。けれど、欠点も大きい。その独特の形状故に相手の攻撃を受け流したりせり合ったりすることがほとんどできない。あまりは、相手の刃を受ける必要がないほど力の差がある場合にのみ、非常に有効な武器だということです」 変わりに陽狩がジャケットの下のフォルダから抜いたのは飾り気の欠片もない無骨なナイフだった。緋月のものより刃が太く、全体の長さは短い。 「それが? 僕の質問は?」 「ああ、そうですね。その回答は外れです」 にこりと陽狩は笑った。 「付け狙って疲弊を待つ持久戦という方法もあるんですよ。『暗殺』者には分からないでしょうけどね」 「分からないな。お前が嘘をついているということ以外は」 今までは比較にならない重い音を立ててナイフ同士がぶつかった。返す刀で互いに斬撃を繰り出し、競り合いながらナイフをひねって大概の得物を弾き飛ばそうとする。些細な重心のバランスがたちまち命取りになるほどの精密な攻撃だ。 「プロ同士が長期に渡り命の取り合いをする場合、通常力が拮抗しているもの同士がステージを変えながら手を変え品を変えぶつかり合うものだが、お前たちはだらだらとした殺し合いにもならないじゃれあいを続けているだけだ」 「魔女に踏み敷かれて、駄犬につき従って喜んでいる変態は言うことが違いますね。カルバニアはそんなにいいですか?」 「挑発しているつもりか?」 互いのナイフがすり違うようにぶつかり合い、相手の頬をかすめる。ガードという概念はない。端正と称される顔に赤い線ができる。 「別に。ちょっと気になっただけですよ。そういえば、スカイブルーのほうも面白そうですね。単純だが、タフで勘はいい。切り刻みがいがある」 「――――今すぐここで死ね」 同時に吹き込んだ切っ先がぶつかり合い、同時に折れた。 複雑な足場の建築現場を舞台に選んだ二人とは対照に、夏羽と遠はひび割れたアスファルトの欠片が散乱する空き地で対峙していた。角度を変えての立体的な動きや遮蔽物を利用した頭脳戦はできないが、その分足場を気にせずに力を振るえるステージではある。 「はっ、やっぱりトランスジェニックっていうのは頑丈だなっ! 刃物を爪ではじくってどういう身体だよ!?」 「手前こそ、俺の爪でも切り裂けねえってどういう鍛え方してやがる!?」 「なんだ、俺みたいな一流グラップラーの相手は初めてかよ? 外気功で刃を防ぐくらい初歩だぜ」 「手前こそ、屑みたいなトランスジェニックしか相手にしてなかったんじゃねえか? 獣の牙と爪を舐めるなよ!!」 まるで大振りの刃物をぶつけあったような金属音が響き、獣のような爪と速さに特化するため極限まで細く硬く鍛え上げられた刃物がぶつかり合う。一瞬のち互いに引いて距離を取り、助走をつけて再びぶつかる。ほんの数ミリでもずれれば互いの武器が相手の身体を切り裂くというのに、夏羽も遠もそんなことには頓着せず、むしろ楽しげに笑う。 「はっ、はははは、やばいな、すげえ楽しい。やっぱりろくに抵抗もできない雑魚とは違う」 「俺も楽しいぜ! 訓練と違って全力出せる。緋月も強えけどまっすぐにぶつかってくれねえから」 まるで遊戯でもしているかのような表情で、凶悪な武器を振りまわす。 「っていうか、これで殺気と悪意がびしばしと上の方から降ってこなきゃもっと楽しいんだけどな」 面倒くさそうに呟いて、夏羽は左手で上を指した。一瞬だけ視線をそちらに向けて夏羽も苦笑する。まだ更地のここの隣には建設途中で放置された現場がある。そこから断続的に聞こえてくる金属音。そして隠しきれない殺気。すでに日は暮れ始めているが、視界に頼るまでもなく分かる。 「お前の相方、意外と直情径行だな」 あきらかな二人分の殺気に、夏羽は肩をすくめてみせた。自分に向いているものではないとはいえ、空気がびりびりと震えているのが分かる。これではその辺の実力者が何の騒ぎかと駈けつけてくるのも時間も問題だろう。むしろ、そろそろギャラリーが登場し始めているかもしれない。一応察知できる範囲内に人はいないが、油断はできない。 「もってあと十五分ってところか」 「どっかの誰かさんのせいでな」 「陽狩の責任は俺のせいじゃねえからな」 「緋月の責任だって緋月のもんだよ」 同じようなことを言って二人はにらみ合った。 「やつらは人殺しが仕事のくせにもっと静かに戦えねえのか?」 自分のことは棚に上げて夏羽は呟いた。遠も同意する。 「だよなぁ。マジもんの殺気と怒気とたまに謎の叫び声が聞こえてくるんだけど……緋月、いったい何をしてるんだ?」 「想像はつくぜ。陽狩は超絶的に性格悪いからな。馬鹿だよな、あいつら」 「まったくだ」 同時に武器を投げ出して拳と拳をぶつけ合う。そして、顔を見合わせてにやりと笑った。 「殺し合いはもっと純粋に楽しむものだよな?」 「同感。戦いは楽しむものだぜ」 次の瞬間、二人は同時に後方へ飛びのいた。直後に巨大な鉄筋が地面に突き刺さった。 「っ!?」「うわぉ」 一歩間違えば二人とも死んでいた。流石に顔が引きつる。ワンテンポ遅れて、人間がもつれ合いながら落ちてきた。地面にぶつかる数メートル手前で、人影は互いに相手を蹴飛ばしてはなれる。そして見事に着地した。 「貴様、遠まで殺す気か!?」 「いや、普通にスカイブルーを攻撃したんですけど、なんて貴方、私が夏羽を狙ったと思いこんでるんです?」 「順当に考えた結果だ」 「なるほど。納得しました」 「ちょ、手前等!!」 当然ながら人影は陽狩と緋月である。誰も心配してくれない、むしろ狙われて当然というような扱いに夏羽は顔色を変える。 「なんだ? つまり全員俺の敵って認識でいいのか?」 「あはは、人望ねえな」「黙れ、駄犬」 げらげらと楽しそうに笑う遠を、夏羽が睨む。陽狩はにやにやと意地の悪い笑みをうかべ、緋月は鼻を鳴らしただけで興味なさそうに虚空を仰ぐ。そして顔をしかめた。 「誰か、見てるな。さっきから」 「邪魔をしないなら観客も悪くないものですよ。だいぶ距離を置いてるみたいで誰かまでは分かりませんが。一人はいますね」 「近づいてもすぐには分からんさ。おそらくはランカーだ」 緋月は目を細めた。普段は見えない暗い色がその瞳には宿っている。うちに秘めた凶暴さを隠そうともしない態度に、夏羽は思わず陽狩を見た。 「陽狩」 「何ですか?」 「お前、マジで他人をいらつかせることの天才だな」 「褒め言葉と受けとっておきます。ありがとう」「ミジンコほども褒めてねえよ」「ミジンコ以下くらいは褒めているんですね。ありがとう」「もう死ねよ」 夏羽が陽狩に掴みかかって陽狩は笑いながら避ける。そして苛々した様子の緋月に遠が駆け寄る。 「緋月、動いたら腹減った」 「言っておくが、夕飯が遅れたとしてもそれはお前の寄り道のせいだ」 「腹減った。飽きた。帰ろう」「遠、流石の僕も怒るぞ」 そう言いながらも張り詰めていた緋月の表情が緩む。遊び疲れた犬のような顔で、遠はふらふらと近づいてくる。 「っていうかさ、なんとなく嫌な予感してきたからマジで帰ろうぜ」 「っ!?」 緋月の表情が不機嫌から蒼白に変わった。 【スカイブルー】という遠のエイリアスは、もともと予知能力に近いほどの勘の良さから着いた名前である。快晴の時に雨は降らない。同じように遠が落ち着いているときは悪いことはまず起こらない。だから、青空。そして逆もまたしかり。 「逃げるぞ、遠」「逃がすか、この馬鹿どもが」 呆れたような声が聞こえたと同時に緋月の姿がかき消えた。ワンテンポ遅れて五メートルほど離れた場所の不法投棄と思しきゴミの山が崩れ落ちる。横殴りの攻撃で吹き飛ばされたと悟るには、さらに少し時間がかかった。 「う……あ…………申し訳ありませんでした!! ごめんなさい!」 悲鳴のような声をあげて遠がしゃがみこむのより、陽狩と夏羽が血相を変えて逃げ出すのがやや先だった。だが、逃げ切るより前に人影が立ちふさがる。 「貴方たちもですよ? うちの馬鹿が一番問題ですが、貴方たちの行為は十二分に犯罪です。緋月、さっさと起きてください。止めるべき立場の貴方が頭に血を上らせてどうするんですか」 さらさらと音を立てて鋼鉄製の扇が開かれていく。鉄扇という長さも強度も殺傷能力も剣や銃に比べてあまりにも足りない武器を持っていても、彼女はそう簡単には倒せない。むしろそういう人間だからこそ、手加減のために殺傷能力の低い武器を持っているのだ。 「…………万里小路翔と烏丸倖弥ですか」 忌々しげに陽狩は呟いた。 万里小路翔と烏丸倖弥は、共にダイナソアオーガンの取締役の一人であり、緋月と遠にとっては会社の上司に当たる。トップ50に入る高位のトップランカーで、またこの世界の支配者層と言われる『九つの組織』の一つ、に属する。派手な環境と高い地位を持つ人物だが良識的な行動と落ち着いた性格――つまりは積極的に騒ぎを起こしたりそれに加わるタイプではないため、その深い実力は他のランカーに比べると知られていない。 「緋月、さっさと起きろ」 部下の不注意には容赦がない。倖弥は陽狩を無視して崩れたごみ山に話しかけた。ほどなく、そこから埃まみれになった緋月が這い出してくる。 「頭は冷えました。ありがとう御座います」 「その割にはふてぶてしい」「仕方ないですよ、倖弥」 微笑をうかべて翔は倖弥をいさめる。 「その子は篭森さんの言うことしか基本的に聞きませんから」 「ならばなおの事だろう。お前の行動次第では珠月の面子が潰れる。自覚しろ。警備保障会社の人間が積極的にストリートファイトに参加するのは好ましい事態ではない」 小さいがけして聞きとりにくくはない声で、淡々と倖弥は言った。 「遠、お前もだ」 「はいい!! すみませんでした!!」 その場に土下座しそうな勢いで縮こまっていた遠は、背筋を伸ばして直立不動で返事をした。翔は小さく苦笑し、倖弥はため息をつく。 「というわけで、お前たちは強制送還だ。さっさと東区に帰るぞ。他区で騒ぎを起こしたなんて冗談じゃない」 「はいっ!」 「……了解した。すまなかった」 倖弥の言葉に遠は身体をこわばらせ、緋月は淡々と返事をした。自分だけ蹴り飛ばされたことに関する不満すらない。 「後、そこの殺人鬼どもは……」「捕縛します?」 あっさりと翔が尋ねた。おっとりと口にする姿は冗談を言っているようにしか見えないが、陽狩と夏羽は顔を引きつらせて身構える。 「補殺……するべきなんだろうな。学園の治安を考えると」 「でも証拠集めとか裁判とかは手間ですし、物的証拠は乏しく、証人はやまほどいても関わりを嫌がって名乗り出ないでしょうね」 「珠月社長なら、ここで殺すだろう」 「そうですね。幸いというか、私たちは合法的に殺人を許されています。民間軍事会社の一種ですから」 鉄扇を閉じたり開いたりしながら、翔は答えた。そして、最後にパタンと扇子を閉じる。 「けれど、ここは北区。私たちが勝手に介入していい所ではありませんね」 「ああ、昔から北と東の仲は微妙だしな」 「北と西ほどあきらかに仲は悪くないですけれどね。まあ、仕方がないことです。昔の人は言いました『国境が平和であったことはない』と。なら、まあ区画も似たようなものでしょう」 翔は手を下ろした。それを合図に張り詰めていた空気が緩む。だが、 「だからこれくらいで勘弁して差し上げましょう」「だな」 陽狩と夏羽は同時に逆方向に走った。あえて手合わせを避けて撤退に専念する。しかし、それを見こしていたように翔と倖弥はそのすぐ横に立った。 「いってらっしゃい」「さっさとおうちに帰れ」 バランスを崩した先にはビニールで塞がれただけの穴があった。おそらくは完成した建物を地下へ繋げるための下準備のための穴――――つまりは非合法な地下区画への入り口。 「着地がんばー」 「死なないとは思うのでしばらく地上に出てこないでくださいね」 「……覚えてろ」「ではまた」 歯ぎしりしそうな顔の夏羽とふてくされた陽狩の姿が消えてから、ぼそりと緋月は呟いた。 「逃げやがったな」 あの二人ならかわすことは十二分にできる。だが、あえて落されることを選んだ。この場から離れるという意味では賢明な判断だ。 「さて」 優しげに微笑み、二人の上司が振り向く。遠は引きつった顔のまま後ずさり、緋月はため息をついて虚空を仰ぐ。 「愚かな部下には仕置きがいるな」 「そんなに驚かせては可哀想ですよ、倖弥。悪い子にはお説教、でいいでしょう?」 「そちらのほうが裏がありそうで嫌だ」 どちらにしても運命は変わらない。 「さてと。この馬鹿どもにはダイナソアオーガン社員規定をもう一度勉強させる必要があるな」 「ですねぇ。そうしないと内部調査事務室失格ですよ? でもまずは珠月さんにご連絡を」 どんな『お勉強』になるかはだいたい想像がついた。 ** 「あー、捕まっちゃいましたね。もう少し見ておきたかったのに」 現場からかなり離れた位置にある雑居ビルの屋上。オペラグラスを手にしていた黒雫は呟いた。うすい笑みを浮かべてじっと暗闇に目を凝らしていたジェイルは「そうですか」とだけ返事する。 「あのまま戦っていたらどっちが勝ったと思いますか? 先輩」 「さあ? その判定は、団栗の大きさを比べるより難しいことだと思いますよ。あの二組は、水面に映った己に吠える犬のようなもの。鏡映しの似たもの同士ですから」 「ふうん」 興味なさそうな口ぶりで黒雫はまたオペラグラスを覗き込む。 「あの倖弥さんと翔さんはどうですか?」 「どう、とは?」 「強いですか?」 「そうですねぇ。魔法のようなに不可思議で運命のように理不尽な異能という点では黒雫君たちに敵う人はあまりいませんが、純粋な体術ならあのお二人のほうが強いと思いますよ。月の姫よりも強いでしょうね。体術なら」 「先輩よりは?」 ジェイルはにこりと笑っただけで答えなかった。返答はYesにもNoにも取れる。黒雫は顔をしかめたが特に追及はしなかった。 沈黙の幕が下りる。ややあって唐突にジェイルは口を開いた。 「獣と獣がぶつかり合う戦場。貴方も参加したかったですか? 争いの宴に」 「…………別に」 「じゃあ、倖弥君や扇の姫君と戦いたいですか?」 「よく分からない」 「でしょうね。あれは素晴らしき貴方が死ぬべき絶望と紅蓮の地獄には程遠い。貴方はもっともっと苦しみ泣き叫び引き裂かれ焼き尽くされ蹂躙され死ぬべきだ」 酷いことを言っているのにジェイルの声は優しげで、慈しみに満ちていた。雫は返事をしない。ただ、うろんげにジェイルを見た。 「先輩こそ、アレにどんな興味があるんですか?」 「いつか運命の歯車のめぐりあわせにより対峙することがあるかもしれない相手ですので」 さらりとひどく危ういことをジェイルは言った。一瞬雫はジェイルを見た。瞳が尋ねる。それは『どちら』のことかと。だが、ジェイルは柔らかな笑みでそれを黙殺した。 「さて、あの怖い方々に見つかる前に影のようにひっそりと立ち去ることにいたしましょう」 「ジェイル先輩っていっつも何かたくらんでますよね?」 「気のせいです」 にこにこ笑いながらジェイルは振り向いた。柔和な笑みは人畜無害の貴公子にしか見えない。それがまた胡散臭い。雫は小さく息を吐いた。 「まあ、僕には関係ないことだからいいですけど」 「黒雫君たち」 笑みを崩さずにジェイルは言った。 「獣相手に何かたくらむなんて、よほどの馬鹿のすることでしょう?」 「………………」 何とも言えない顔で雫は黙った。そして、ジェイルが踵を返したのをみて立ち上がる。 「マジで、最低」 口の中だけでぼそりと呟いて、雫は歩き出した。 おわり
https://w.atwiki.jp/ge-3/pages/343.html
『過去との邂逅』キース編 一覧 『過去との邂逅』キース編 一覧 『過去との邂逅』クレア編クリア後に解禁ミッションカウンターではミッションを選ぶことはできず、ブリッジにいるキースにYボタンで話しかけることでミッションを受けることができる。 「キース #2」「キース #3」「キース #4」はキースとの感応同期率が規定値以上で出現。他のミッションにキースを同行して感応同期率を上げる必要がある。 種別 ミッション名 フィールド 討伐対象 非討伐対象 備考 STORY 起憶 キース #1 感応領域 ????(マインスパイダー型)x2 - 随行者はキースのみで固定クリア後にミッション消滅 自分の居場所 #1 「起憶 キース #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 キース #2 感応領域 ????(マインスパイダー型)x3匹 - キースとの感応同期率30%以上でミッション出現随行者はキースのみで固定クリア後にミッション消滅 自分の居場所 #2 「起憶 キース #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 キース #3 感応領域 ????(マインスパイダー型)x2 ????(マインスパイダー型) キースとの感応同期率50%以上でミッション出現随行者はキースのみで固定????(マインスパイダー型)大量出現後にミッション強制終了(*1)クリア後にミッション消滅 自分の居場所 #3 「起憶 キース #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 キース #4 地下研究施設 搬送路 サリエル アックスレイダー堕天x7 キースとの感応同期率80%以上でミッション出現随行者はキースのみで固定クリア後にミッション消滅 自分の居場所 #4 「起憶 キース #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 キース #5 感応領域 ????(アメノ・ハバキリ型)(*1) - 随行者はキースのみで固定 自分の居場所 #5 「起憶 キース #5」クリア後にミッション名が変わって復活
https://w.atwiki.jp/miyabi733/pages/425.html
《隙間録 邂逅編:霞ちゃんがんばる》 私は霞。 再会を誓った彼がこの塔にいると信じて、いろんな人たちと一緒に頑張っています。 私はずっとこの塔で寝泊りしてるけれど、他の皆はそうでない人もいるから、集まったときにフロアを攻略しに行きます。 集まる日以外は、私はひたすらに特訓! おしゃれとか、美容とか、そういう事にかまけてる人もいるけど、そんな暇はないんだから! 霞「ふっ、はっ!とうっ!」 広いエントランスの中を、ひたすらステップで駆け回り、フットワークの練習。 地面を蹴って壁へ、壁を蹴って壁へ。 小さい体格とスピードを生かした動きで、相手を霍乱!・・・できたらいいな。 霞「やっ!ブォンブォンッ!」 今度はいつもの二刀流で、ひたすら素振り! 色んな体格の相手を仮想して、どこら辺へ武器を振れば首を斬れるか。 どこら辺を突けば重要器官を潰せるか、とか。 そんな事を考えながら、ひたすらに素振り! 霞「えいっ!ダンダンダンッ」 次は、真上に射撃してそれを自分の体で受け止めて、耐久力を鍛える! 痛いけど、これぐらい我慢できないと彼に笑われちゃう。 それに、未だ見ぬ敵はこの程度の攻撃じゃあ済まないかもしれない。 だから、この程度の攻撃じゃあ音を上げてられない! 霞「今日も一日、お疲れ様・・・。」シャッシャッ 一日の終わり。 私の持っている武器達を、研磨します。 優しく、子供に触れるように、丁寧に。 彼から託された、二振りの剣。 いつか、いつか返すからね。 霞「はむ・・・どう、かな・・・?」 訓練の合間合間に、毎回手作りの料理を食べます。 エリノラちゃんに苦労をかけたら悪いと思って、自分で調達した料理器具で料理して、自分で調達した食材で料理します。 彼は私が料理を作ったら、とても喜んで食べてくれたから、次に会う時までにもっと練習しなきゃ。 霞「ちょっと・・・塩多いかな?」 得意料理はハンバーグ! カレーだって作れるよ! 今度エリノラちゃんにも作ってあげようかな? こうして、毎日を繰り返して、ひたすらに訓練! 霞「よーっし!」 霞「今日も一日、頑張るよ!」 私、負けないんだから! 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/92.html
【リプレイ】それぞれの邂逅1 ドルガーさんが入室しました ドルガー- カランカラン(EB入店 ドルガー- (ややぐったりした足取りで席に着く) ドルガー- …み、水を貰おうか… ドルガー- あ、いや… やっぱり、アイスコーヒーで良いや… ドルガー- ((一応夜の11時ぐらいを想定 ドルガー- (この時間だと、さすがに空いてるらしいなぁ…) ヒュウマさんが入室しました ヒュウマ- よーっす(入り口から店内に響く声 ドルガー- (ん… そうでもないのかな、っと ヒュウマ- (上は黒いランニングロゴシャツ、下は派手なジャージ。 赤髪の男 ヒュウマ- よーっす、(ドルガーの元まで歩いていきながら挨拶 ドルガー- ういー…(手をひらひらさせる ヒュウマ- あぁん? 元気ねーな。(ドルガーの前に座る ドルガー- 悪いね、今はお疲れさんなんだ… ドルガー- …ところで君は誰なのかな? ヒュウマ- オレはヒュウマ。(言い切る、短い自己紹介 ヒュウマ- アンタは? ドルガー- ドルガーと呼んでくれれば良いよ… これからしばらく居座るからね ヒュウマ- ドルガー、か。 …見たとこ冒険者かい?(ドルガーの服装を見ながら ドルガー- ま、そんなとこだね… 一応? ドルガー- そういう君は単なる喫茶店の常連さんなのかな? ヒュウマ- そんなとこだ、ココの飯は美味いからな。(言って、厨房の方を振り向き バイトさんが入室しました シュネーさんが入室しました シュネー- ――ん、あ(起 シュネー- (喫茶近くの目立たないとこで寝てた ヒュウマ- 日替わり魚定食ひとつーっ (バイトではなく厨房の方に大声で注文 ドルガー- そういうことにしとくかな… バイト- かしこまりましたーっ(その場で応対 シュネー- … シュネー- (立ち上がって喫茶前まで歩く ヒュウマ- アンタは、(ドルガーに向きなおして シュネー- (チリンチリンと首輪の鎖が鈴のような音を立てる ヒュウマ- なんも食べねーのか? ドルガー- まあ、今は遠慮しとく 美殺さんが入室しました シュネー- (店内をチラ見 バイト- お待たせしましたー バイト- 今日の日替わり定食は味の良い雄だけを選んだシシャモ定食となっております シュネー- ((バイトって中身誰 ヒュウマ- …、(シシャモを見る ヒュウマ- おう、ありがとな。(バイトから受け取る 美殺- (喫茶前まで来るお嬢 バイト- ごゆっくりどうぞー シュネー- (美殺とカチ合うが気にしない バイト- ((バイトの中身は活きの良い内臓となっております シュネー- ((S状結腸が好きだ ドルガー- あ、店員さーん、これおかわり下さいなっと(空コップぷらぷらさせる シュネー- (ぶらりと入店 バイト- かしこまりましたー IM 83 /IM 美殺- (シュネーの後に続いて入店 バイト- いらっしゃいませー、お好きなお席へどうぞー バイト- お待たせしましたー IM 98 /IM >ドルガー シュネー- (適当な空いてるスペースに座り込む ドルガー- ああ、ありがとね…(くいっ ヒュウマ- あぁん?(バイトの声に反応して入り口に目をやる 美殺- (全員から離れた席に一人座る ヒカルさんが入室しました シュネー- (眠そうな眼 ヒカル- ……。(入店 バイト- いらっしゃいませー シュネー- (ヒカルに反応 ヒカル- (……多いな。 バイト- ・・・ ヒカル- …(竜族までいるのね。 ヒュウマ- よーっす。 (入り口の方向へ片手を上げて挨拶 ヒカル- 、(気付く 美殺- (ちらっと入店者に眼を遣る ヒカル- (無視して奥の席へ歩く ヒカル- (途中で適当な雑誌を手に取り、座る ドルガー- …常連の割りに、あまり交友関係はよろしくないのかな?>ヒュウマ 美殺- (始めて見る顔……ですわね ヒュウマ- そんなことねーぜっ(飯に手をつけずに席を立ち、ミサの元まで歩く ヒカル- …じゃあ、これ。(フレーバーアイスティー注文>バイト アクトさんが入室しました バイト- かしこまりましたー アクト- (カランコロン バイト- いらっしゃいませー シュネー- (アクトの方を振り向く アクト- (普通に入店 美殺- (アクトを一瞬だけ見遣る ヒカル- (特に気に留めず、雑誌をぱらぱら捲っている シュネー- (…お腹すいた ヒュウマ- 驕るぜ、たまには一緒に食おうぜ。(>ミサに) バイト- お待たせしましたー(フレーバーアイスティー ヒカル- …ありがと。(受け取る バイト- ごゆっくりどうぞー アクト- (全員を一瞥 アクト- (と、ヒカルに目が留まる 美殺- うっふふ……お気持ちだけ受け取っておきますわ…… ヒカル- …(視線を感じ、そっちを見遣る アクト- (すぐに目線を戻す ヒュウマ- …、…。(ミサ席から離れ、アクトの元へ アクト- ……(アイツは確か…… ヒュウマ- よーっす。(アクトに挨拶 ヒカル- (雑誌に視線を戻す アクト- 、ヒュウマさん。こんばんは(微笑む シュネー- (丸まった体勢で寝 ヒュウマ- おう。 あの席集合。(ミサを指差し、アクトに言う ドルガー- (ふー、気付けば大繁盛かぁ… 噂になるだけのことはあるねぇ シュネー- …ふぇ(何か食べようかな…(欠伸 アクト- 、彼女とは面識が……(困ったように ヒュウマ- よう、チョコケーキ竜。 あの席集合。(ミサを指差し、シュネーに言う 美殺- ぇ…集合って……(焦 ヒュウマ- んじゃ、(そのままシュネーを通り過ぎドルガー席に シュネー- (チョコケーキ って アクト- 、ヒュウマさん…… アクト- (美殺見遣る ヒュウマ- そういうことで、あの席集合の流れだ。 旅疲れしてるとこわりーな。(>ドルガー) アクト- ……(何やら思案の目 美殺- (目線をアクトに向ける シュネー- (…ま、いっか(のしのしと席の近くへ 美殺- うっふふ……(微笑し目線を元の位置に ヒカル- (アイスティー飲みながら雑誌捲る アクト- (目を細め、微かに微笑むと美殺の座るテーブルへ シュネー- (席近くのスペースに寝転がる ドルガー- …(ぇー ヒュウマ- んじゃ、(ドルガー席を通り過ぎてヒカルの方へ ヒカル- ……(まだ雑誌捲ってる シュネー- (壁にかかってるメニューを凝視 アクト- (席には座らず、それとない距離を取って待機 ヒュウマの方を見遣る ドルガー- (うーん、面倒くさいのとお知り合いになっちゃったかなぁ… ヒュウマ- よーっす。(ヒカル席の前で止まって ヒカル- (シカト シュネー- (…この店、メニューいくつあるの ヒュウマ- よーっす。(もう一度 ドルガー- (…たまにはいいかぁ(コップ空にして席立つ ヒカル- …… なにか用?(顔上げずに シュネー- (……お金、もう少ないわね…(首もとのポーチを見やり ドルガー- (のそのそと美殺の方へ移動 ヒュウマ- ヒカルは食わねーの?(人の集まるミサ席の方を見ながら シュネー- ――!(め、メニューに食用グリフォンの丸焼きがあるじゃない! シュネー- (で、でも高い…!チョコケーキ…えっと、6個分もする…! ヒカル- これ、頼んでるじゃない。(アイスティー指し ドルガー- …というわけで、初めまして?>美殺席の方に居る方々 ヒカル- …わざわざそんな事言いに来たの? バイト- ((なんとか条約に引っ掛かりそうだ>グリフォンの丸焼き アクト- ええ、そうですね(美殺の対席に座る アクト- 初めまして。 シュネー- ((鳥の身体と獅子の身体の境界辺りはどんな味するんだろ ヒュウマ- あー、そんなとこだ、(>わざわざそんな事) 美殺- うふ…初めまして……(微笑む ドルガー- (隅っこに座る ヒュウマ- ヒカルも一緒に食べねーか? シュネー- (でもここ最近マトモなモノ食べてないし…!って(ドルガーに呼ばれた事に気付く ヒカル- …は? ヒカル- なんで? シュネー- よろしく(いけないいけない。初めまして。(頷 アクト- (ヒュウマ達のやり取りを横目に) 皆さんは…ヒュウマさんのお知り合いで? ヒュウマ- つれねーなあ……喫茶なんだから皆で一緒に食えばいいじゃんか。 ドルガー- (ドラゴンさんねぇ… 流石噂の店、客層の広さは尋常じゃ無いねぇ ドルガー- …しばらくお世話になりますよ、っと>シュネー シュネー- こちらこそ ヒカル- …道場で嫌ってほど顔合わせてるんだから。わざわざ此処でまで一緒に食べる必要無いでしょ。 ドルガー- 数分前からお知り合いかなぁ あ、よろしく>アクト シュネー- (……(ポーチを口で開く シュネー- (今のお金は… えっと、チョコケーキ20個分 グリフォンの丸焼きは…… ヒュウマ- だからって一人で食うことねーんじゃねーの? 別に嫌じゃねーし。 ヒカル- …(ふぅ、と溜息 シュネー- (…ここで頼んだら、すごく損するよかん ヒカル- 人の気も知らないで…… ドルガー- …(彼は一体何がしたいのかねぇ…?(ヒュウマの方見ながら ヒュウマ- あぁん? シュネー- (でもグリフォンなんてお屋敷を飛び出して以来全然食べてないし…! ヒカル- …何? 仲良くしたいならそっちで勝手にやればいいじゃない シュネー- (あーもうどうすりゃいいのよっ!(前脚で頭押さえ込んで苦悩 美殺- 今宵は賑やかですわね… ヒュウマ- あーわあったよ、勝手にするぜっ(背を向けてヒカル席を後にする ヒカル- ………。 アクト- …… ヒカル- (雑誌に目線戻す ドルガー- …(…疲れるなぁ ヒュウマ- …(旧ドルガー席からシシャモ定食を回収 ヒュウマ- …、よーっす。(ドルガーに挨拶して向かいに座る シュネー- (でもケーキばっか食べてるとチョコケーキ竜だの甘党竜だのピンクスゥイーツだの呼ばれそうだし… アクト- …ふられちゃいましたね?>ヒュウマ ヒュウマ- あぁん? そんなんじゃねーっての。(不機嫌そうに箸を取る シュネー- ……(つまんない事で悩んでるんじゃないわよ、もう決めた! ドルガー- …あぁ、君は一体何がしたいのかなぁ…>ヒュウマ シュネー- ……グリフォンのまるやき、ひとーつ!(迷いからなのか単に言いなれてないだけなのか、舌足らずな人間語 バイト- かしこまりましたー シュネー- ……(ケーキ6個分。 バイト- (業務スマイル・・・決まった IM 97 /IM シュネー- (…食用グリフォン、ってわたしと同じぐらいの体格あったわよね… ヒュウマ- 飯は一緒に食うもんだと思ってる、そんだけだよ。(ドルガーに言って、箸をつけ始める ヒカル- (雑誌パラパラ バイト- (厨房から激しいバーナー音 シュネー- (あ、生で頼めばよかった… ドルガー- (…はぁ、やっぱり厄介なのとお知り合いになっちゃったぞ、っと アクト- まぁ、賑やかなのは良い事だと思うよ ヒュウマ- だよなあ。(のろのろ米を食べる シュネー- うんうん 美殺- ですわね…… ドルガー- … アクト- 、そういえば名乗ってませんでしたね アクト- 僕はアクト。 アクト=シュタットフェルドです(微笑む ヒュウマ- おう、改めてよろしく。(のろのろ味噌汁を飲む バイト- お待たせしました、グリフォンの丸焼きです(ゴロゴロ シュネー- (らんらんと眼を光らせるシュネー バイト- (3m50cmほどの珍獣が丸焼きで横たっている シュネー- (仔グリフォンかしら… バイト- ((どっちだ>横たっている シュネー- ((グリフォンのあらぬモノがタって(略 ヒカル- ……… 美殺- ……(唖然 バイト- ただいま旬ではないみたいで・・・ ドルガー- あ、俺はドルガーね>席に居る方々 シュネー- (グリフォンの季節…っていつだったかしら シュネー- (まあいいわ 久しぶりの肉!ニク! ヒュウマ- おう、冒険者さんよろしくー。(のろのろと米を食べる シュネー- (羽の付け根に喰らい付く アクト- よろしくお願いします 美殺- よろしくお願いしますわ…… シュネー- (なまえ ……そーいやあたしって… ヒカル- …(この遅くに元気なものね…… アクト- 、貴女は?>美殺 シュネー- (――うん、やっぱり仔グリフォンは柔らかくて美味いわね(ムチャムチャムチャ 美殺- 名乗り遅れましたわ……私は美殺とでも呼んで頂ければ……(微笑む ヒュウマ- おう、よろしくー。(のろのろと味噌汁を飲む シュネー- (これよ!この下半身と上半身の境目の食感っ! アクト- 美殺さん、ですね。よろしく(微笑む バイト- (交代の時間だ 今日は重労働だった IM 83 /IM バイトさんが退室しました(2007/03/01 05 05) アクト- よく一人でいらっしゃられますよね、……危なく無いのですか?>美殺 美殺- うふふ……これでも私も戦いに興味がありましてね…… 美殺- 身を守る術は持ち合わせておりますわ…(にっこり ヒカル- …(アイスティー飲み終える ヒュウマ- つえーよ、コイツは。(のろのろと米を アクト- それは心強い。綺麗な花には何とやら、ですね 美殺- うっふふふ……そうでもありませんわよ……(にこ シュネー- (ムシャムシャ ヒュウマ- いや強ぇーだろ、アンタ。(のろのろと完食。 シシャモには手をつけず ドルガー- (うーん、ホント噂通りなのな… 美殺- お褒めのお言葉…なのかどうかはわかりませんが、嬉しいですわね(にこやかに ヒカル- (読んでいる雑誌に飽きたのか、別の雑誌を取りに席を立つ シュネー- (やっぱりグリフォンの脚の付け根は美味い…!(ムチャムチャ 女の子さんが入室しました 女の子- (何か外を歩いてる 女の子- (キョロキョロ 女の子- ……どうしよう…迷った……? シュネー- (あれ、このグリフォン… 女の子ね(ムシャムシャ ヒカル- ―……(選別中 女の子- えっと、あっちから来て、あそこで曲って…… 女の子- うーん、うーん…… アクト- ……(しかし…普段は抜けている連中だな ヒュウマ- …、(本を選ぶヒカルをぼーっと見てる シュネー- (ゆっくり味わって食べているからなのか グリフォンは50%ぐらい実を残してる アクト- (休息は必要、か……まぁ、だらけているだけのようにも見えるがな 女の子- (喫茶発見 ヒカル- (週刊新潮手に取る 女の子- …そうだ、あそこで道を訊いて…… ヒカル- (席に戻っていく 女の子- ――ぅぅん、、、でも、、やっぱり…… ヒュウマ- …、(だらけオーラ 女の子- ……、(意を決し喫茶へ 女の子- (カランコロン シュネー- (らんらんと輝く幼い眼、段々と原型をなくしてゆくグリフォン シュネー- (ハッ、と我に返って入り口の方へ振り向く アクト- (ミルク色の三編みポニテに、紅い外套の女の子が入ってくる アクト- ((おっと間違えた ヒュウマ- よーっす、(片手を上げて挨拶 シュネー- (こくりと頷いて挨拶 …するが口周りには脂やら血やらが 女の子- 、!(挨拶に対し跳ねる様に驚く ヒカル- …(女の子に気付く 女の子- (血塗れた巨大生物とか何か凄いの見てビクビクッ 美殺- (ちらっと入店者に眼を遣る シュネー- (いけない、今度という今度は完璧に驚かせちゃった…! 女の子- (美殺と目が合う 女の子- ――――ッ(!? ヒュウマ- …、(ビクビクしてんなぁ…平気か? この場所をアレで。 女の子- (ぇ、 な 何で 此処、、 あの人っ 何て、色…ッ!? 女の子- (パニック気味になり後ずさる 美殺- (私の普通の眼でそこまで驚きますか…… シュネー- (どうしよ、思いっきり怖がってる・・・ シュネー- (『たべる?』なんて言って差し出したらもっと怖がるだろうし…(グリフォンを食いむしりながら ドルガー- …(あちゃー… ヒュウマ- …、(大丈夫か、アイツ…竜なんだから食いもんぐらいちげーだろ 女の子- (観賞用の食器棚と背が衝突 女の子- っ(ガシャン ヒカル- ……(遠くから様子見 ドルガー- …とりあえずさ、君、一旦食べるの止めたら?(シュネーに小声で ヒュウマ- オイオイ気をつけろよ。(席を立って女の子の元へ歩く 女の子- ッ、、ッ(何で、、こ、ここ…、、 シュネー- ごめん(小声で 女の子- (こんなに、、判んない色、がいっぱい……、!? アクト- ……(何だ…? 美殺- ………あの娘みたいですわね…(やれやれと溜息 シュネー- (やっちゃった… 今まで私を見てもだーれも驚かなかったから アクト- 何だか怖がられてますね。(お前は目つきが悪いからな、美殺 女の子- ッ、(近付くヒュウマ見てビクッ ヒュウマ- 怪我ねーか? (…オイオイ、オレまでかよ。 ショックだわー、ファンサービス時は優しいヒュウマさんで通ってるってのによー ヒカル- …… 女の子- (そんなヒュウマの内心を感知 女の子- ッ、(どうしよう、、怒ってる……っ!? シュネー- (どーしよ…明らかに気まずいわね、これ 女の子- ぇ、、、ゃ、、ぃゃっ 女の子- (何か手元が光る ヒュウマ- 平気か? 怪我ねーの?(「怪我以前にコレじゃあ埒があかねーなぁ」) 女の子- いや、、こっち来ないでェッ!!(手元から銀の軌跡が奔る>ヒュウマ ヒカル- …、… ヒュウマ- ッ―(紙一重で回避。首の隣を通る軌跡 女の子- (軌跡の正体は槍 女の子- ッぁ!(ゃ、ゃっちゃった…!! ヒカル- ……(騒ぎの方へ歩いていく ドルガー- (…うひょー ヒュウマ- ―(「あぁん? 槍か、これ? 敵なのか、コイツ…」通常なら気づかないぐらい小さな後退 女の子- ご、ごめっ、、すみま っ(慌てて槍を引っ込める涙目の少女 美殺- (ちらっと見遣りつつ 美殺- なにやら騒ぎ……ですか……? ヒカル- (女の子に接近 アクト- あの女の子…相当困ってるみたい シュネー- ?(――今の、なにが? アクト- 男性が行くより女性が行った方が助けになると思うのですが?>美殺 ヒュウマ- そんぐらいで当たるようには出来てねーよ。(言って女の子に笑いかける(「にしてもアブねーな、自己能力暴走系の魔人か?」 美殺- 仕方ありませんわね……(席立ち上がって シュネー- (…そのとおりね、私が行っても怖がっちゃう(立ち上がって一歩踏み出す、が留まる 女の子- ゎ、私っ、その…ッ!(ヒュウマの戦力鑑定を闘志色と察知し怯える 美殺- (女の子に接近 ドルガー- (なーんか、厄介そうだなぁ…(そそくさと店の隅っこへ シュネー- どーすりゃいい?(ドルガーの傍に近寄り ヒカル- ……。(なんか凄い仏頂面 女の子- (ぁ、謝らないと、っ 私の所為で、ッ 美殺- 全く、なにやら物騒ですわね…(ヒュウマの隣に 女の子- (どんどん目に涙溜まっていく シュネー- (やばい、どーしよ…… ドルガー- …知らないよ、っと(離れる>シュネー 女の子- 、(美殺が視界に入る シュネー- そう(……ふう 美殺- (ちらっと女の子見遣る 女の子- ――――― 女の子- (表層上の黒い雰囲気を感知する 女の子- ゃ、ぃゃあぁっ!!(突き一閃>美殺 美殺- (半歩で回避 美殺- ………物騒ですわね ヒカル- ……… シュネー- (…この仔、ただ怖がってるだけじゃない? ヒカル- (女の子にずかずか歩み寄る ヒカル- 今すぐ帰りなさい。 ヒュウマ- まぁ、落ち着けって。(なだめるように(「いや、危ないだろ。 ミサが一般人なら死んでるぞ。」 美殺- とりあえずおしまいなさい、危ない物は(にこやかに ヒュウマ- …、(「相変わらずキッツイなあ、ヒカルは。 何もそこまで…、なぁ女の子?」 女の子- ぅ、、ぅっ…!(目が涙いっぱいでパニック状態 美殺- (私に手を出すとは……まぁ…慣れっこですわ…… 女の子- 、(ここでヒカルに気付く ヒカル- 公共の場で刃物振り回すような危険人物に居て欲しくないわ。帰って 女の子- (見上げる ヒカル- (仏頂面 でも普段と変わらないような表情 女の子- ―――、 ヒュウマ- オイ、ヒカルっ(「いや、公共の場で刃物振り回すような奴ばっかじゃねーの? セントラルもフォーデンもよ。」 ヒカル- 何よ。(ヒュウマ見遣って 女の子- ご、ごめん゙な゙さ…っ(とうとう涙がぽろぽろと ヒカル- 自分の能力(チカラ)も制御できてないのに。施設に行った方がいいんじゃない? 美殺- あーあ……泣かせちゃいましたわね…… ヒュウマ- 見たとこコイツは…(言葉を失う(「ヒカルに能力制御できてないから許せって言おうとしてたオレが馬鹿だった…そして、この状況は、不味いな…」 女の子- (槍が消える ヒカル- …見た所、何? 女の子- 、……、っ(ヒカル見上げたまま ヒュウマ- …、(「いや、ヒカル、落ち着け。オレの揚げ足取りをしてる場合じゃない。泣かせて放置は無い。」 ヒカル- ……(鬱陶しそうに女の子見る) 美殺- ……で、結局どうしますの、この娘…(同じく見る アクト- …ご…っ アクト- ((ぅぉぁ アクト- ……(何をやってるんだ、この愚鈍め(何か自嘲 女の子- ごめん、なさいっ……(頭下げる>ヒカル ヒュウマ- …、(「ミサ、アンタもか。 この子みたいなタイプの女の子いねーよなあ…この喫茶には…」 ヒカル- 泣いて謝りさえすれば、うっかり人を殺してもいいのかしら。 美殺- まぁすんなり殺されるような方がここに来ることは少ないでしょうが… ヒュウマ- いや、オレもミサも平気だったし、よ?(「ヒカルー!」 ヒカル- …だから甘いのよ、あんた。(ヒュウマ見て) ヒュウマ- あんなん挨拶み…(最後まで言い切れない(「なんなんだよ、コイツは…」 美殺- 挨拶で刺されていてはかないませんわ…(やれやれと 女の子- ッ…(全員の思惑に歯を食い縛り 女の子- ……ごめん、、なさい……っ シュネー- (…大丈夫かしら ヒカル- ……(溜息 女の子- 謝って済む問題じゃ、、無いと、、思いますけど……(俯いたまま ヒュウマ- …、(「あぁ、キーケ=コヨチ。 この殺伐とした空気を変えてくれ… いや、むしろサクラやクヌギで乱闘してもみ消したって良い… こういうドロドロした空気と、ハッキリしない女の子は苦手なんだ…」 ヒカル- ……。 →それぞれの邂逅2へ続く 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/3723.html
《隙間録 邂逅編:霞ちゃんがんばる》 私は霞。 再会を誓った彼がこの塔にいると信じて、いろんな人たちと一緒に頑張っています。 私はずっとこの塔で寝泊りしてるけれど、他の皆はそうでない人もいるから、集まったときにフロアを攻略しに行きます。 集まる日以外は、私はひたすらに特訓! おしゃれとか、美容とか、そういう事にかまけてる人もいるけど、そんな暇はないんだから! 霞「ふっ、はっ!とうっ!」 広いエントランスの中を、ひたすらステップで駆け回り、フットワークの練習。 地面を蹴って壁へ、壁を蹴って壁へ。 小さい体格とスピードを生かした動きで、相手を霍乱!・・・できたらいいな。 霞「やっ!ブォンブォンッ!」 今度はいつもの二刀流で、ひたすら素振り! 色んな体格の相手を仮想して、どこら辺へ武器を振れば首を斬れるか。 どこら辺を突けば重要器官を潰せるか、とか。 そんな事を考えながら、ひたすらに素振り! 霞「えいっ!ダンダンダンッ」 次は、真上に射撃してそれを自分の体で受け止めて、耐久力を鍛える! 痛いけど、これぐらい我慢できないと彼に笑われちゃう。 それに、未だ見ぬ敵はこの程度の攻撃じゃあ済まないかもしれない。 だから、この程度の攻撃じゃあ音を上げてられない! 霞「今日も一日、お疲れ様・・・。」シャッシャッ 一日の終わり。 私の持っている武器達を、研磨します。 優しく、子供に触れるように、丁寧に。 彼から託された、二振りの剣。 いつか、いつか返すからね。 霞「はむ・・・どう、かな・・・?」 訓練の合間合間に、毎回手作りの料理を食べます。 エリノラちゃんに苦労をかけたら悪いと思って、自分で調達した料理器具で料理して、自分で調達した食材で料理します。 彼は私が料理を作ったら、とても喜んで食べてくれたから、次に会う時までにもっと練習しなきゃ。 霞「ちょっと・・・塩多いかな?」 得意料理はハンバーグ! カレーだって作れるよ! 今度エリノラちゃんにも作ってあげようかな? こうして、毎日を繰り返して、ひたすらに訓練! 霞「よーっし!」 霞「今日も一日、頑張るよ!」 私、負けないんだから! 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
https://w.atwiki.jp/eorzea14/pages/85.html
概要 [#ff8fbd55] 戦利品 [#r487c565] 部位別 [#f8af79d9] 層別 [#c9fd1e58] 邂逅編1 -メテオ探査坑浅部 地下237ヤルム- [#ID-BA1-001] 中ボス:制御システム [#o9e382af] ボス:カドゥケウス [#h8d5d73a] 正攻法 [#b9fd2428] ごり押し(高IL推奨) [#z5d37318] 邂逅編2 -メテオ探査坑深部 地下912ヤルム- [#ID-BA1-002] 中ボス [#h449ae34] ボス:制御システム [#uf258e40] 正攻法 [#ve692a80] ごり押し(高IL推奨) [#gd94a5c2] 邂逅編3 -ラグナロク級拘束艦:機関部 地下1,223ヤルム-[#ID-BA1-003] 邂逅編4 -ラグナロク級拘束艦:稼働隔壁 地下1,524ヤルム-[#ID-BA1-004] 出現モンスター解説 [#wa115527] WAVE 1 [#za2cffc1] WAVE 2 [#hef78e7a] WAVE 3 [#hc829b5a] WAVE 4 [#w134bf21] WAVE 5 [#jab6d4c6] WAVE 6 [#j268f887] 邂逅編5 -ラグナロク級拘束艦:中枢区画 地下1,592ヤルム-[#ID-BA1-005] PHASE1 ツインタニアHP100%〜85% [#zefbe7cf] PHASE2 ツインタニアHP85%〜55%(FB・FS) [#qc24945e] PHASE3 ツインタニアHP55%〜(ダイブボム・蛇) [#f3682801] PHASE4 ツインタニアHP55%〜30%(ツイスター・ドレッド) [#x33406d6] PHASE5 ツインタニアHP30%(最終PHASE) [#q6e21ee7] 時間切れ 戦闘開始後13分経過 [#t8dbba76] よくある敗因 [#t9235f98] コメント [#v240df4d] 概要 全5階層のレイドダンジョン。 大迷宮バハムート:邂逅編 レベル制限 ファイター/ソーサラー レベル50 人数制限 FULL PARTY(8人) 制限時間 90分 突入口 東ラノシア ワインポート 階層 邂逅編1 邂逅編2 邂逅編3 邂逅編4 邂逅編5 平均IL制限 70以上 73以上 70以上 77以上 82以上 コンテンツ開放条件: クロニクルクエスト「新たな蛮神」をクリア。 ※クエストの受注条件として、真タイタン討滅戦を攻略している必要がある。 コンテンツファインダー 利用可能 。 patch2.2以降、8人PT限定でコンテンツファインダーに申請できるようになった。 patch2.21以降、ソロの状態からでもコンテンツファインダーに申請できるようになった。 「超える力」対象ダンジョン。 開始時点から発動し、全滅しても効果がアップすることはない。 「邂逅編3」は超える力の対象外。 Ver2.28時点での効果: 最大HP+20%/与ダメージ+20%/回復魔法効果量+20% なお邂逅編での超える力の効力は、これ以上増やす予定は無いとの事。 戦利品 アラガントームストーン:神話×20、戦記×10(3層以外の各層共通) アラガン装備(IL95/90の装備品群) ハウジング素材 制御システムの外殻(1層ボスドロップ) 制御システムの骨格(2層ボスドロップ) 部位別 部位 ナ 戦 モ 竜 吟 黒 召 白 学 武器 5層 5層 5層 5層 5層 5層 5層 5層 5層 盾 1層 - - - - - - - - 頭 5層 4層 4層 2層 1層 2層 胴 1層 5層 1層 4層 2層 4層 手 4層 2層 2層 1層 2層 1層 帯 2層 4層 1層 5層 4層 4層 脚 2層 1層 1層 5層 4層 5層 足 1層 4層 5層 4層 2層 2層 首 1層 4層 2層 4層 1層 2層 耳 2層 2層 1層 2層 4層 1層 腕 4層 1層 5層 1層 2層 4層 指 2層 1層 4層 5層 5層 4層 層別 層 ナ 戦 モ 竜 吟 黒 召 白 学 1層 盾胴足首 脚腕指 胴帯脚耳 手腕 頭首 手耳 2層 帯脚耳指 手耳 手首 頭耳 胴手足腕 頭足首 3層 - - - - - - 4層 手腕 頭帯足首 頭指 胴足首 帯脚耳 胴帯腕指 5層 頭 胴 足腕 帯脚指 指 脚 武器 邂逅編1 -メテオ探査坑浅部 地下237ヤルム- IL制限:平均70以上 必要命中力:正面??? 背面??? 武器IL80、防具・アクセIL70(ダークライト)が最低水準。 超える力補正で初期よりは楽になっているものの、装備も取りやすくなっているためクリスタルタワーや神話装備、レリック武器(ゼニス)を何個か揃えていると尚良い。 スタート直後、少し進むといきなり中ボス戦。中ボスの前後でテキスト付きのカットシーンが挟まる。 中ボス後はしばらくダンジョンがあり、雑魚モンスターも多数出現する。 途中でエーテリアル・フィールドで塞がれているところが2箇所あり、手前にいる ダークマター・ルナゴーレム を倒すと先に進めるようになる。 ゴーレムは大ダメージ全体攻撃のデモリッシュを使用するため、HPは高く保っておき事前に陣やストンスキン等を張っておきたい。 基本的には1本道だが1か所分かれ道があり、北東方面に向かうと回復アイテム入りの宝箱がある。 マップ踏破する場合こちら方面も見ておく必要がある。(分岐路を少し進むだけでもいい) 中ボス:制御システム 使用技 名称 範囲 効果 備考 高圧電流 全体 ダメージ&麻痺 麻痺は治療可能 リペリングカノン 敵周囲 ダメージ 透過レーザー 前方直線範囲 ダメージ ランダムターゲット 物体壱九九 全体 大ダメージ チャージ完了後に使用 行動パターン 開幕高圧電流→リペリングカノン→透過レーザー→高圧電流→リペリングカノン→… 回避不能な全体麻痺攻撃「高圧電流」が厄介だが、詠唱中に沈黙状態にすることで止めることができる。 また、ver2.2で大幅弱体化され ダメージ低下、麻痺頻度低下、効果時間低下、さらに治癒可能 になったため、食らったとしてもリカバリーは容易になっている。 (白スキン+鼓舞がかかっていれば、装備によっては追加効果ごと無効化することもできる) 戦闘開始から時間が経過すると増援として 警備システム 、 防衛システム 、 迎撃システム が1体ずつ出現する。 この時、制御システムに近づけ過ぎると「解体吸収」で取り込み次に大ダメージの攻撃をしてくるので、すこし離れた位置で戦う。 透過レーザーはランダムターゲットで、この技を増援担当のメンバーに使われるとフィールドの中央近くまでボスが移動する。技後にはメインタンクの元に戻るので、落ち着いて待とう。 なお戦闘開始と同時にカウントダウンが始まり、カウントが終了すると全体攻撃「物体壱九九」を連打するようになるが、カウントダウン前に終わるか全滅するかのどちらかなのであまり気にしなくていい。 ver2.2以前の攻略 「高圧電流」は回避不能な全体麻痺攻撃。止める場合は使用頻度と沈黙のリキャストの関係上、沈黙要員は最低2名が必要。 ナイトが居ればナイトと吟遊詩人、ナイトが居ないのであれば吟遊詩人2人で回す。 ナ1詩1で回す場合は、開幕いきなり高圧電流の為、詩人が先に沈黙を入れた方が良い。 モンクの沈黙は型の制限を受け相当慣れていない場合を除き火力が落ちるため、詩人/ナイトがいる場合は非推奨。CFの場合は構成上、モンクが沈黙を担当する事もある。 増援はサブタンクがタゲを取り倒す。全員の増援担当とボス担当をあらかじめ決めておこう。 出現位置は入り口なので、その場で固定するのが良い。あらかじめ移動しておこう。 リジェネ系のヘイトで増援のタゲを取りやすいのでヒーラーは控えるか、タンク役と相談して対策すること。 沈黙で高圧電流を阻止し範囲攻撃を避けていれば問題なく終わる。 火力が充実しているならば増援はサブタンクが保持するのみで、ボス集中でも終わる。十分でないと、増援の数が増えて保持しきれずに壊滅する。 なおこのボスは次の2層の予習とも言えるのでよくギミックを理解してプレイするのが吉。 ボス:カドゥケウス 使用技 名称 範囲 効果 備考 フードスイング 正面扇範囲 ダメージ 範囲予告無し ウィップバック 背面扇範囲 ダメージ 後方にPCがいるときに使用 リゴージ ランダム ダメージ 着弾地点に一定時間ダメージゾーンが出現 スチールスケール 自身 与ダメージ上昇 効果はスタックする 通称「蛇」。正六角形の床が敷き詰められた所での戦闘となる。 戦闘中PTを2分割する場面が出てくるので、戦闘前に担当を決めておくとよい。 カドゥケウス は一定時間ごとにスチールスケールという与ダメージアップの自己バフを使用し、なおかつ使用する度にスタックしていくのでそのまま戦っていると盾が即死するレベルに達する。 ボスは定期的にフードスイングという範囲予告、詠唱ゲージのない範囲攻撃を行っているためMT以外は絶対にボスの正面に出ないようにすること。 また、PCが背面にいると後方範囲攻撃ウィップバックも使用してくる。こちらは範囲予告も詠唱ゲージも表示されるため、必ず避けるようにしたい。 なおウィップバックの使用中はMTへの攻撃が止まるため、わざと誘発させることで、タンク・ヒーラーの負担を軽減することができる。 戦闘中は一定の周期でいくつかの床が光り、一定時間後に爆発のような音と共に激しく発光する。この時に光る場所にプレイヤーがいると ダークマター・スライム が出現する。 このスライムをカドゥケウスの近くへ誘導すると、カドゥケウスがスライムを捕食しスチールスケールのスタックを1つ減らすことが出来る。 ただし、この時スライムの残りHPに応じてカドゥケウスのHPが回復するため、スライムのHPをギリギリまで減らしておく。 スライムを呼ぶ役ではない場合は光る床を避けること、境目にいると移動が楽にすむ。盾役の足元が光った場合は避けるか、そのままスライムを食べさせるか決めておくと良い。食べさせる場合は全力で攻撃し、HPをしっかりと削ろう。 なおスライムとの距離が一定以上(パネル1枚分が安全の目安)開くとスライムが自爆しエリア全体に即死級のダメージとなるので注意。 カドゥケウスのHPが約75%〜70%以下になると2体に分裂する。このときHPが約半分に下がる。 2体が近くにいるとすぐに合体し、スチールスケールを連打してタンクがまともに耐えれなくなるので、メインタンクとサブタンクで1体ずつタゲを取り引き離す。 ヘイト稼ぎの都合上、メインタンクが引っ張りサブタンクがその場で新規に現れた方のタゲ取りを行う。 通常は移動する側が片方を北側に持っていく。この時経路上にいるとボスの範囲攻撃を食らってしまうので、意識して道を空けておこう。 分裂後は片方を倒すと残ったほうが合体時と同じくスチールスケールを連打するモードにはいる。このために両方をほぼ同時に倒すのが望ましいので、DPSは調整しよう。 多少の差は残ったほうにLBを使うことで埋められるので、そこまで意識することもない。 タンクはこのモードに入ったらスケールの数を見つつバフをフルで回して時間を稼ごう。ナイトの場合はインビンがあるので、確実にLBを打ち込めるだろう。 戦闘中にどちらかのタンクが崩れてしまい、合体された場合は、マラソンで時間を稼ぐこともできる。時計回りに走らないと段差に引っかかるのに注意。 ただし、全てのHPを削るのは困難である。もう少しで倒せるのに崩れてしまった、という緊急時のあがき、であることを忘れずに。 装備が整っている場合で、ヒーラーが二人共生き残っていれば、そのままゴリ押すことも可能ではある。 {PTによってやり方は色々とあるので、事前にどのように倒すか相談をした上で挑む事が、1層のみではなく今後の層でも不可欠となってくる点を各自留意しよう }; 正攻法 ダークマター・スライム を捕食させ、敵のバフが3を超えないよう解除しながら戦う。 スライム運搬役は遠距離攻撃職が適している。スライムの攻撃は1発900ほどと無視できるものではない為。キャスターは無詠唱の魔法や移動速度低下効果のある魔法を使うと運搬が楽になる。ただし、運搬の時間が長くなればなるほど長期戦となりクリアが困難になることは覚えておこう。 ボスは正面に詠唱なしの範囲攻撃を行うので、食べさせる際は横から近づくこと。ボスの見た目での向きが判別しにくいので、盾役の位置やターゲットサークルを見て移動しよう。 分裂後もそれぞれがスチールスケールを使用するため、事前にPTを4-4(盾、DPS後方攻撃誘発役、ヒーラー、運搬役)に分け、ボスの自己バフが3を超えないようにスライムを分裂後も運搬しつつ時間をかけて倒す方法もある。 この場合運搬役はやや長期に運搬をする為、運搬を理解している黒か詩人が2名必要である。 分裂後も運搬をする場合は戦闘が長引く為、詩人は白のMPをよく見て適宜バラードを入れるように、運搬を詩人が行う事になった場合は 事前にヒーラーは戦闘地点の中央に寄って貰う等、バラードがヒーラー2人に入りやすい立ち位置を取ってもらうとお互いに負担が減る。 全員に仕事があるため、一人倒れるとそのままジリ貧になりやすい。DPSはボスの毒吐き以外の攻撃をもらわないように。 全員が仕事を確実にこなせると、高い安定感を持つやり方である。 超える力の開放以降、よほどのこだわりがない限りは下記のごり押し戦術を用いた方が無難。 ごり押し(高IL推奨) 敵の攻撃に耐えられるだけの耐久力、減ったHPをすぐに安全圏に戻せる回復力、短時間で削り切れるだけの攻撃力が揃っている場合、 ダークマター・スライム を捕食させずにボスを倒すこともできる。 ギミックに対する理解度が乏しい場合や、メンバー間の連携に難があっても可能なので、CFでの攻略にも向いている。 PTの戦力が足りない場合は分裂前に1〜2回スライムを食べさせるなどで調整も可能。 ただし分裂した蛇はこれまでと同様、引き離して倒す必要がある。 邂逅編2 -メテオ探査坑深部 地下912ヤルム- IL制限:平均73以上 必要命中力:正面??? 背面??? 第I区画 ↓ ↓ 第II区画 ←→ 第III区画 ↓ ↓ 第IV区画 第V区画 ↓ ↓ ↓ 第VII区画 → 第VI区画 第VI区画の制御システムを倒せばクリア。 各区画にいるシステムを倒すことで、隣接する区画への通路の扉が開く。 第VI区画への経路は複数あるので、最短経路上のシステムだけを倒せばよい。 ただし、倒したシステムによってボスである制御システムの能力が変化する。 メンバーの構成や戦術次第で適切なルートは変わるので、事前に相談しよう。 「アラガンロット」を受けた際の対処の打ち合わせを必ずしておくこと。 攻略の主流は通称西ルート。第I区画、第II区画、第IV区画、第VI区画と進むやり方。 これは被弾すると大きくノックバックされるバラストと、ヘヴィフィールドを設置する重力場が、 「アラガンロット」回しにおいて不慮の事故を引き起こしやすいため。 第I区画での戦闘開始と同時に1層の制御システムと同じくカウントダウンが始まる。 「チャージ12」からスタートし、1分経過ごとにチャージ1減少のアナウンスが流れる。 チャージが0になると、ボスの制御システムが「物体壱九九」という回避不可の全体攻撃を連打するモードに入る。 第I区画での戦闘開始から常に、警戒システムという敵との交戦状態(ヘイトリストに乗る)になる為、 HP/MP/TPの自動回復が遅くなるので注意。(その代わり、リミットゲージも少しずつ貯まる。) 警戒システムはターゲットすることができない(倒すことができない)。 各区画への移動中に、吟遊詩人が賢人のバラードを使用することでMPの維持が楽になる。 全滅後は、倒した敵が全て復活し、スタート地点の監視システムからの再戦となる。 中ボス 使用技 名称 範囲 効果 備考 共通 高圧電流 全体 ダメージ&麻痺 麻痺は治療可能 リペリングカノン 敵周囲 ダメージ 透過レーザー 前方直線範囲 ダメージ ランダムターゲット 個別 真空波 全体 ダメージ 第I区画 監視システム バラスト 敵周囲270°×3 ダメージ+ノックバック 第II区画 浄化システム チェインライトニング ランダム ダメージ 第III区画 防衛システム 重力場 ランダム 継続ダメージ+ヘヴィ 第IV区画 迎撃システム 第V区画 焼却システム 5方向直線上 ダメージ+火属性継続ダメージ 第V区画 焼却システム アラガンロット ランダム 特殊デバフ(後述) 第VII区画 防疫システム 共通 1層の制御システムと同じく「高圧電流」(回避不可全体攻撃。麻痺付与)を使用してくるため沈黙で止める。 約20秒間隔で来る「高圧電流」を確実に止めるため、自分の番が来た沈黙担当は詠唱バーに注意を払おう。 撃破を早めようとして無理に攻撃して失敗するよりは、スキルの使用を止めてでも高圧電流を止めることに集中すべきである。 ver2.2で弱体化され、麻痺の時間が短くなった上にエスナや生命浄化法で治療可能になったので、壊滅の危険性はかなり減った。 とは言え、止めた方がヒーラーへの負担が減るので、募集するときはちゃんと沈黙要員2人を入れる事を推奨。 尚、1層の制御システムと違い開幕いきなり高圧電流を使う事は無いので、ナ1詩1の構成でもどちらが先にやっても良い、 通常攻撃(近距離扇形範囲攻撃。赤い予兆は出ない)を受けると「被ダメージアップ」のデバフが付与され、 食らうごとに段階がスタックされる。 スタックが増えるとタンクとヒーラーの負担が大きくなる為、タンク2名で交互にターゲットを交代する。 最初にターゲットを取ったタンクのデバフが3〜4あたりで次のタンクがターゲットを取り、 以後は相方のデバフが時間経過で消えたらターゲットを取り返すのがスムーズ。 ターゲットを取る側が「挑発」を使い敵視アップのコンボを継続。ターゲットを取られる側は一時的に 攻撃の手を緩める、または敵視アップの無いWSを使うなどしてタンク両名の敵視を調節する。 タンク2名が同時にデバフを受けるのを避けるため、および近接DPSが敵の側面背面を取ろうとしたタイミングが タンクのターゲット交換と重なった際の攻撃巻き込みを予防するために、 タンク2名と近接DPSがそれぞれ120度の角度でY字型の位置取りをするとよい。 リペリングカノン(敵中心円形範囲攻撃)を避けるために、タンクと近接DPSは回避の準備をしておくこと。 第I区画 監視システム 真空波(全体小ダメージ)を多用 上記共通事項以外で気をつける事は無い。 この敵を倒すと「与ダメージ増加」のバフが他のシステムに付く 第II区画 浄化システム バラスト(範囲270度の3段階攻撃)を使用 被弾で大きく吹き飛ばされるので、特に盾役は確実に避けること。 近接DPSは、90度の安全地帯に逃げ込もうとすると、同じ位置に避けたタンクを狙った 浄化システムの扇形範囲通常攻撃に巻き込まれやすいので、大きく後方に離れて避けたほうが無難。 バラストの発動は詠唱バーが出た後攻撃範囲が表示され攻撃を行う為、詠唱中に逃げれば問題なく避けることが可能。 この敵を倒すと「突撃耐性」のバフが他のシステムに付く 第III区画 防衛システム チェインライトニング(ランダムターゲット中ダメージ)を使用 この敵を倒すと「斬撃耐性」のバフが他のシステムに付く 第IV区画 迎撃システム 重力場(ヘヴィのデバフがつく床)を使用 この敵を倒すと「打撃耐性」のバフが他のシステムに付く 第V区画 焼却システム ファイアストリーム(直線5wayダメージ+火傷)を使用 この敵を倒すと「魔法耐性」のバフが他のシステムに付く 第VII区画 防疫システム アラガンロットを使用 このボスを倒すと「ヘイスト」のバフが制御システム本体に付く。 制御システムのリペリングカノンや透過レーザーの範囲攻撃の発動が、予兆を見てから避けられない ぐらいに早くなり、高圧電流を止めるのも難しくなるため通常攻略では絶対に倒してはいけない。 ボス:制御システム 名称 範囲 効果 備考 高圧電流 全体 ダメージ&麻痺 麻痺は治療可能 リペリングカノン 敵周囲 ダメージ 透過レーザー 前方直線範囲 ダメージ ランダムターゲット 物体壱九九 全体 大ダメージ チャージ完了後に使用 その他、解体吸収で取り込んだ中ボスのアクションを使用 倒すことで2層がクリアとなる大ボス。 戦闘開始時からしばらくは真空波、リペリングカノン、高圧電流、透過レーザーを使用。 体力が減少する毎(おおよそ70%、50%、30%程度)に「解体吸収」を使い、残っているシステムを吸収する 演出が入り、以後それらの固有技を使用するようになる。 「解体吸収」直後の通常攻撃はダメージがハネ上がるので、タンクは「解体吸収」を確認しだい防御バフを 使用することで大ダメージを抑えられる。 「解体吸収」で防疫システムを取り込み、「アラガンロット」を使うようになってからが本番。 「アラガンロット」は、ランダムターゲットに「アラガンロット」のデバフを付与するもの。 アラガンロットのデバフは15秒経過後にダメージ1万近い回避不可の全体攻撃を発生させる。 アラガンロットのデバフは、他のキャラに重なるくらい近づくことで移すことができ、 移されたキャラは、15秒からアラガンロットのカウントが始まる。 アラガンロットを移した元のキャラには、「アラガンロット抗体」というデバフ(40秒で消える)がつき、 抗体があるあいだはアラガンロットを移してもらうことができなくなる。 因みに防疫システムを倒すとアラガンロットを使用しなくなるが、ボスにヘイストがかかりボスの範囲技を避けられないくらい発動が早くなるため対策として機能するとは言い難い。 正攻法 アラガンロットを受け渡しするメンバー5名と順番をあらかじめ打ち合わせておき、数字の1〜5でマーキングをつけ、順番を間違えて移さないように、お互いがある程度距離を開けて位置取りをしておくこと。 ヒーラー2名+遠隔DPS3名か、ヒーラー2名+遠隔DPS2名+近接DPS1名で回すのが主流。 最初のアラガンロットがタンクに付与された場合は、近接DPSか、遠隔DPSの1番担当がタンクに近寄って アラガンロットを受け取り、次の担当まで受け渡しをしよう。 アラガンロットの残り時間が5秒くらいで次の担当に渡すことで、余裕を持って1番担当の抗体が切れる。 遠隔DPSオンリーが集まった場合のみの方法として、最初にロットを一周した時点で即座にヒーラーも含めた盾以外の全員が一箇所に重なって固まり、 あとは移動せず立ってるだけで自動的にロットが移動するという状況を作り出して戦うという方法もある。 ただしマイナーな方法であるため、説明や段取りやタイミング取りがきちんと出来ていないと統率が取れず失敗するので、あまり野良PT向きではない。 ミットブレイクはトドメが刺せる状況で攻撃に使用したほうがよい。 高圧電流止め、アラガンロット、被ダメ増加デバフ、と複数人で対処し続けなければいけない要素が多いので、 複数人が戦闘不能になると建て直しが非常に困難になる。 チャージ完了を待たずに戦闘を開始できるため、 安定してロット回しができるメンバーに限り 下記のごり押しよりも早く終わる。 だが多種多様な人が来るCFに対応した現在、この正攻法は逆に安定し辛いため、全員の知識や経験が一致しているPT募集でない限りは下記のごり押しが主流となっており、こちらはマイナー化している。 ごり押し(高IL推奨) 「激怒モード」「発狂モード」「ロット無視」「ロット無し」「enrage mode」とか呼ばれるやり方。 チャージ完了で、制御システムの挙動が全体攻撃の「物体199」連打に切り替わり、 その他の攻撃を一切行わなくなる特性を利用する。 第VI区画まで進んだら残りカウント1まで待ち突入、削りすぎに注意しつつ0まで通常通り進行。 チャージ完了で全体攻撃オンリーモードになったら全員が制御システムに近づく。 吟遊詩人の「賢人のバラード」によるMP供給でヒーラーが範囲回復連打、他全員は攻撃に専念する。 「高圧電流」も「アラガンロット」も使ってこないために対処不要。 ヒーラーの装備が整っている場合は詩人のみ必須であるが通常の編成で突破可能。 ヒーラーの回復力が足らない場合はタンク1 ヒーラー3 DPS4で回復を厚くする構成や、タンク1 ヒーラー2 DPS5で撃破を早める構成がある。タンクを減らす構成では道中の被ダメ増加デバフが8ぐらいまで溜まる為、ヒーラーは気を付けなければいけない。 なお普通にアラガンロットを回して倒せるPTなら、そちらのほうが待ち時間が無い分倒すのが早いのは言うまでもない。 ただ現在はCF対応により、構成次第ではロット無しの方が良い場合がある。 また、開始からかなりの期間が経って先行者は来なくなっており、 最近挑戦している後続者の中にはアラガンロットを回した事すらない人がいる可能性が高いので注意。 どんな形であれ参加するなら、ロットを回せるようになっておくのが望ましくはある。 だが、最近では全員集まるのを待つのも難しいくらい練習PTの募集では人がこないため、後続者の練習は非常に困難。 そのため、回せない人にロット回しをさせて全滅を繰り返すぐらいなら、ロット無しを1回で成功させた方が結果として早くなることが多いのと、 なにより、超える力がある現在では 練習不要で説明簡単という気楽さ があるので、CFではロット無しでやるのが主流になっている。 邂逅編3 -ラグナロク級拘束艦:機関部 地下1,223ヤルム- ボスなし。 光る矢印の描かれたパネルを踏むとその方向に大ジャンプして移動できる。 場所によっては周囲の円い部分に立つことで移動方向を切り替えられる。 雑魚を避けながらマラソンすれば終わる。 途中でギミック解除をしなければならない所にはゴーレムが居るので、誰かが囮となって解除をしよう。 なお最後のエーテリアルゲートを起動した後は入口から退出してもクリア扱いとなる。 邂逅編4 -ラグナロク級拘束艦:稼働隔壁 地下1,524ヤルム- IL制限:平均77以上 必要命中力:正面??? 背面??? IL制限により、このあたりからIL90防具が複数箇所必須になってくる。 明確なボスはいないが、雑魚が大量に襲い掛かってくる。中でも、計3体出現するドレッドノートがボス格。 戦闘開始から1分経つ、もしくは敵を全滅させると次の敵が降ってくるという連戦形式での戦闘になる。 マクロ等で時間を知らせると慣れないうちは次のWAVEまでの間隔が掴みやすくなるのでオススメである。 WAVE毎の戦術をしっかり覚えることも重要だが、常に後のWAVEのことを考えた戦略を立てておくと素早く対応しやすい。 黒魔道士は『静者の撃』を取っておくと範囲攻撃でタンクに負担がかかりづらくなり、WAVE1と4での安定度が増す。 詩人は2人いた場合どちらがどのタイミングで歌を使うか事前に相談しておこう。 出現モンスター解説 アラガンワーク・バグ 最も特徴のない雑魚。とはいえHPは他のモンスターとさほど変わらない上、数で攻めてくることが多い。 後述のドレッドノートの解体プログラムの対象となるため、ドレッドノート対策の一翼を担う。 アラガンワーク・ナイト 魔法に対して"応射"するバフが張られており、魔法(フラッシュ、べイン等ダメージを伴わないものも含む)を当てると反撃でダメージを受ける。 ver2.21で反撃ダメージが弱体化されたため、魔法攻撃のみで撃破することも十分可能になっている。 ラウンドスイングを使用し周囲にダメージを与えてくる。 アラガンワーク・ソルジャー ナイトとは逆に、物理ダメージを一定量無効化するバフが張られている。ダメージの反射はしない。 物理攻撃で一定以上のダメージを与えるとオーバーヒートし、敵の動きが止まり物理攻撃が通るようになる。 ラウンドスイングを使用し周囲にダメージを与えてくる。 ルークスピナー グラビデカノン、ポックスを使用する。 ポックスは対象の最大HPを減少させるデバフがつく。視線切りによって中断させることが可能なので、タンクは詠唱ゲージが見えたらすぐに背面に回り込むようにして被害を受けないようにしたい。 放っておくと厄介なため、真っ先に始末されることが多い。 ドレッドノート 高い攻撃力と耐久力を備えたボス格モンスター。 アラガンワーク・バグが近くにいると解体プログラムでバグを吸収し、その数に応じてHP回復、攻撃力アップのバフを得る。 予告なしの前方範囲攻撃を行うため、タンク以外は絶対に前に出ないように。 最終フェーズのみ、討伐に時間がかかりすぎるとエマージェンシー・オーバーライドという全体攻撃を使用し始める。 WAVE 1 ※倒す順番に関してはPTや編成によってかなり変わります、ですので基本的なWAVE毎の説明と注意点に留めておきます。 出現モンスター ・・・ 『アラガンワーク・バグ』×6 7時方向からスタートする。以降、次の敵が降ってくるポイントを時計の方角で表す。 1分経過後、次の敵が降ってくるが、ここで時間内に倒せないようでは先は見込めない。 戦闘を開始してから時間経過が始まるので、タンクの人は戦闘準備を確認してから戦うようにしよう 特に留意する点は無く、ひたすら攻撃をして倒すのみである。 ここのタゲをとるのはSTが無難、W2ではMT側の敵から処理を始めるため、MTがバグのタゲをもつと余裕をもってW2へ移行しにくくなる。 MTは残り僅かになったらヘイトコンボをすぐにうてるように用意しつつ移動しておくと万全。 以後に備えて全力はださず、余力を残すように。 WAVE1が終わる前にタンクはWAVE2で敵が降ってくる場所に移動しておくと、開幕でヘイトを取りやすい。 WAVE 2 出現モンスター ・・・ 『アラガンワーク・ナイト』×2 『アラガンワーク・ソルジャー』×2 モンスターを殲滅する、もしくは1分が経過すると上空から降ってくる(この流れは以降のWAVE全てで共通) ソルジャーとナイトが1体ずつ、1セットで10時方向と2時方向に降ってくる。WAVE3対応の都合上、MTが10時側、STが2時側を担当することが多い。 DPSはMT側のソルジャー・ナイトから始末する。これは、WAVE3が始まるまでにMTがフリーになっていた方が都合がいいからである。 時間勝負の場所なのでDPSは全力火力を出してくる、その状況でナイトが複数のタゲを維持するのは困難。 戦士はオーバーパワーがあり、フラッシュのように反射はされないので数回オーバーパワーを使えば安全。 ナイトは落ちてきたところにFoFを使用したフラッシュを1回入れ仮止めし、W1から用意しておいたヘイトコンボの続きを入れていくと最悪片方は保持できる。 1匹のタゲが多少暴れても、挑発からヘイトコンボの3段目を入れれば取り戻せるので落ち着いていこう。まだ攻撃は甘く、ヒーラーにも余裕がある。 魔法は反射されてもダメージはちゃんと入ることに注意。特に召喚は各種DOTをベインでばら撒くことで、1度の反射で大ダメージを与えられる為、使っていく方が良い。 また両方通常攻撃が範囲状になっており、ナイトは無ダメージながら周囲のプレイヤーを引き寄せるWSをかなりの高頻度で使用する。ナイトであれば鋼の意志を入れておけば移動が可能。 WAVE 3 出現モンスター ・・・ 『ドレッドノート』×1 『アラガンワークバグ』×4 ここへの到達の目安として、最低でもWAVE2で降ってくる敵4体の内、2体を倒した上でもう2体のHPを4分の1ぐらいまで削った状態でないと、WAVE3を突破するのは難しい。もしも削りきれない場合、DPSは武器防具とスキル回しの再確認をしてみよう。 超える力の開放以降は、よっぽど火力がない限りは時間内に全滅させることは十分に可能である。 WAVE2終了後、10時方向にドレッドノートが、4時方向にアラガンワークバグが4体降ってくる。 WAVE3が開始したら、まずバグをドレッドノートに近づけて4体全てを吸収させる必要がある。(現状の攻撃力ではバグ4体とドレッドノートを吸収させずに全て1分以内に殲滅するのは通常のPTでは不可能。仮にできたとしても、吸収させてドレッドノートの攻撃に耐えた方が圧倒的に楽。) まず最初に、タンクはドレッドノートのタゲを取ったあと中央にドレッドノートを寄せてバグを吸収させる。(この時、バフが4つ付いたドレッドからはとてつもないダメージが飛んでくるので 自己バフを併用してPTが安定するまでなんとか耐えよう。アウェアネスはここで使うとクリティカルを防げる為有効である。学者がいる場合はウィルスと野戦治療の陣を併用すると効果的。) この為、バグの位置が散らばってしまわないようにWAVE2の終わりに遠隔職とヒーラーは中央に寄っておくと吸収を行わせやすい。 ヒーラーはHOTで迅速にバグのタゲをとることができるので、意識すると素早い展開になる。 ドレッドノートは吸収の動作中に攻撃を行わないので4体全てが吸収されるのを確認したら素早く後方へと回る。ドレッドノートは前方範囲持ちなので立ち位置に注意しよう。 ヒーラーはドレッドノートが攻撃を開始する前から回復魔法を予約詠唱しておこう、HPの減りを見てから回復を始めると場合によっては間に合わない程の大ダメージを継続してくる。 STがナイトの場合は安定するまでMTへストンスキンを張ると事故がおきにくい。しかし、次のW4ではフラッシュを連打するのでMPを残したい。ライオットソードでの回収も視野に。 なお、後述するがこのWAVEでドレッドノートを1分以内に倒さないと攻略は非常に難しくなってしまう。 WAVE 4 出現モンスター ・・・ 『ルークスピナー』×2 『アラガンワーク・バグ』×4 WAVE3でドレッドノートを倒し切れていない場合、WAVE4でバグ吸収が行われてしまうとドレッドノートのHPが全回復してしまう為、スピナー2体を交えて戦闘するのは非常に難しい。 もしドレッドノートが吸収を行うまでに倒せなかった場合、素直に諦めてやり直してみよう。吸収までにドレッドを削り切れる火力があれば以降のWAVEは火力に関して問題無い。 このWAVEではMAPの中央寄りにグルっと敵が沸くので、ドレッドノートを倒した後中央に全員が寄って敵をまとめるようにするとタンクがタゲを取りやすくなり、なおかつ範囲で殲滅もし易くなる。 タンクは1人1匹ずつスピナーを受け持ち、ポックスは必ず防ぐようにしよう。 ここはW1と同じくSTがバグのタゲを取るほうが良い、理由は次のW5の開幕にMTは即座にドレッドノートのタゲを取る必要があるため。 STがW5でタゲをとるソルジャーは中央に出現するので、STが中央にいる方が都合が良い。 つまりMTはスピナーの1匹にヘイトコンボを入れてタゲを保持し、STはフラッシュやオーバーパワーで全部まとめてタゲをとると良い形になる。STは受け持ったスピナーをターゲットするのを忘れずに。 WAVE5では再びドレッドノートが出てくる為、1分以内に全て殲滅しないとWAVE5でバグを吸収されてしまい、苦戦が懸念される。ここでは範囲攻撃等で一気に倒す事が重要となる。 モ・竜・召はメインターゲットをスピナーにしておき、優先して倒すようにするとタンクの負担が減る。 次のW5からがこの層の本番といえるところであり、ここを最小限の消費でスムーズに乗り切れるかが成否の大きな分かれ目になる。1分丁度で倒せるギリギリの戦力を見極めよう。 WAVE 5 出現モンスター ・・・ 『ドレッドノート』×1 『アラガンワーク・ナイト』×1 『アラガンワーク・ソルジャー』×1 1時方向にドレッドノート、中央にソルジャー、4時方向にナイトがそれぞれ降ってくる。もしここでWAVE4のバグが2体以上残っていて、かつ吸収されてしまった場合は一度やり直しをした方がいい。 WAVE5でドレッドノートを保持する事になっているタンクはWAVE4での殲滅を確認した後すぐに1時方向に移動する。もう1人のタンクは4時寄りに移動しておく。 ソルジャーとナイトを殲滅した後にドレッドノートを倒すのだが、この時、ソルジャー・ナイト側のタンクは2体同時にヘイトを維持するのが非常に難しい。 ver2.21以降は、戦力に余裕がある場合は短時間でソルジャー・ナイトを倒すことができるため、無理にターゲットを取ろうとせず最終フェーズに備えてスキルを温存していてもよい。 この場合、DPSはダメージを与えられるソルジャー・ナイトが終わったらドレッドノートを攻撃する。(物理4、魔法4の場合を除く) どうしてもターゲットを保持したい、DPSの被害を抑えたい場合は: オーバーヒートを利用する方法 物理DPSもソルジャーを総攻撃し、早期にオーバーヒートさせる。オーバーヒート後の物理DPSはナイトへ移動するか、そのままオーバーヒートしたソルジャーを殴り倒す。 ヘイトコンボを工夫する方法 W4の終わり際にヘイトコンボを2段目で止めておき、降ってきたソルジャーに3段目を当てタゲを安定させる。 ヘイトコンボの初段をソルジャーに当て、寄ってくるナイトにヘイトコンボの2〜3段を当てる。 これでとりあえずは保持できるはず。 戦士ならばそこからオーバーパワーで大体安定。 ナイトならばW5開始からFoFを使えば余裕ができやすい。以後はヘイトコンボを打ち分けしてどうにかするしかない。 ヘイトコンボの2段目を初手ソルジャーに当て、寄ってくるナイトに3段目を当てる方法もある。この場合はウィズインorブルータルをはさんでヘイトを稼ぐこと。 火力が十分にある場合、次のWAVEが始まる前にドレッドノートを倒すことも可能。ただし失敗することもあるため、現時点ではドレッドノートは倒せないものとして考えていた方がCFでは上手くいきやすい。 WAVE 6 出現モンスター ・・・ 『ドレッドノート』×1 『ルークスピナー』×1 『アラガンワーク・ナイト』×1 『アラガンワーク・ソルジャー』×1 『アラガンワーク・バグ』×2 最後のWAVEである。ここで敵を殲滅すると4層は攻略完了となる。1時方向にドレッドノート、2時方向にスピナー、中央付近にナイト、7時方向にソルジャー、4時と10時方向に1体ずつバグが降ってくる。 タンクがどの敵を担当するか、いくつかのパターンがあるためここも事前に相談しておこう。ヒーラーはどちらがどのタンクをここで重点的に見るかを決めておくと良い。 敵を倒す順番は、どのパターンでもスピナー→旧ドレッド→ソルナイ→(バグ)→新ドレッドでだいたい固定である。 MTがドレッド2を受け持ち、STがそれ以外を受け持つ 現在主流と思われる方法。 WAVE5のドレッドノート(以下旧ドレッド)を保持していたタンクはWAVE6で降ってきたドレッドノート(以降新ドレッド)のタゲをすぐに取り、2体からの攻撃を耐え続ける この時、PTによっては沸いたバグの1体を新ドレッドに吸収させる事もある。その時は間違えて旧ドレッドに吸収させないように(HPが回復してしまう為)事前にそのやり方を確認して決めておこう。 もう片方のタンクはソルジャー・ナイト・バグのタゲをすぐに確保する。どのようなルートを通って4体を確保するか、事前に想定しておこう。ここで手間取ってしまう事がある為、初めてこちら側に回る時は事前にその旨を伝えておくと良い。 とにかく最優先はソルジャーとナイトのタゲを保持すること、この2匹を回収しなければ遠からず壊滅する。バグの攻撃は多少ならば他のメンバーでも耐えられる。 猶予の都合上タンク一人で全てのタゲを安定して回収するのは不可能、上記の2匹を取るので精一杯になる。 そのために、DPSとヒーラーの協力が必要不可欠。 バグには、DPSが先制攻撃でタゲを取る、バインドを当てて足止めする、ヒーラーがヒールヘイトを利用して一時的に持つ、といった対応が必要になる。STはソルジャーナイトを確保してからバグを回収する。 召喚はエギと本体とで別々の敵を狙う、詩人は片方を攻撃しつつ逆側に影縫い、とする事で一人で両方に対処できる。 ヒールヘイトでバグのタゲを受けやすいヒーラーは、バグが寄ってきてもドレッドに吸収されないように離れた位置にいること。 ただし、中央はソルジャーとナイトを回収するSTの経路のために範囲攻撃に巻き込まれやすい。 W5よりも扱う敵の数が多くSTはヘイト維持が困難と思いきや、開幕はDPSがスピナーと旧ドレッドにいくためにヘイト稼ぎには余裕ができる。落ち着いてヘイトコンボを入れていこう。 ソルジャーナイトバグを無事に回収できたら、バフの重ねがけかインビンを使用しある程度のヘイトを稼ぎ、その後フィールドの南をマラソンすると総被弾が減るのでヒーラーは支えやすい。回復のヘイトでマラソン側のタゲがふらつくことがあるので、定期的なタゲ取りを忘れずに。 スピナーはDPSがタゲを取り、単体LBを撃って始末するのが現在一般的な手法になっている。 黒が居る場合、ウォールをかけてアンブラル?状態の迅速ファイガを最初に入れるとヘイトが黒に安定した上でウォールによってダメージを食らわず固定できる。(ポックスは避ける事) スピナーを倒した後は旧ドレッドを始末する。この時、タンクが保持しているバグにバインド(フリーズ、影縫い等)を撃つとタンクの負担が若干減る。もしも入ったのを確認できたらタンクはバグから少し距離を取ってダメージを食らわないようにしよう。 旧ドレッドを倒した後は、ソルジャー・ナイト・バグを事前に取り決めた順に始末する。スピナーの時に単体LBを使わなかった場合、ここで魔法DPSが4体まとめてLBを入れる。 MT、STでドレッド&ソルジャーorナイトを1体ずつ受け持つ ドレッド2匹をかかえるタンクとヒーラーも、ソルジャーナイトバグ2匹を抱える方も負担は重い。装備や習熟度に左右されやすい。 WAVE6で追加されたドレッドを手の空いているタンクが確保し、ソルジャーとナイトも分担することで負担を軽くすることができる。 バグは、新品と中古のドレッド両方に1匹ずつ食べさせる。これはスピナーのタゲを持たない遠距離DPSが担当するとよい、タンクは他のタゲを取ることを優先。 もしくは、新品のドレッドを抱える側がソルジャーも確保した上で2匹を食べさせてもよい。こちらの場合は優先してソルジャーを攻撃してオーバーヒートさせること。 前者は開幕から状況が安定するが、ドレッドの回復があるので総時間は増える。後者はソルジャー処理までが不安定となる。 スピナーはDPS、できれば黒がタゲを取り単体複数問わずLBで削り倒す。単体の場合はスピナー処理が早くなりDPSが楽になる、複数を巻き込むと敵の数を減らすまでが短くなり、タンクとヒーラーが楽になる。 敵の数が減るまでタンクとヒーラーの負担は非常に大きい。バフを次々と使用していき時間を稼ぐが、切れたら終わり、という状況になっている。数が減った方のヒーラーは、相方の援護もしていこう。 ここまででヒーラーのMPをある程度確保しておく必要がある。詩人がいる場合はバラードをWAVE5かWAVE6の最初にかけておこう。 残ったW6ドレッドに一斉攻撃をかける。装備が充実し火力の高いPTで無ければ削っている最中に「エマージェンシー・オーバーライド」という全体攻撃が発生する。(戦闘開始後約7分で発生する) 威力が上がって頻度が低下した真タイタンの激震のような物なので、ヒーラーはここで範囲回復を使ってPT全体を維持する。MPが枯渇しないように注意。それを乗り切って倒せば4層クリアとなる。 邂逅編5 -ラグナロク級拘束艦:中枢区画 地下1,592ヤルム- IL制限:平均82以上 必要命中力:正面??? 背面??? スタート位置から少し進むとテキスト付のカットシーンがある。 attachref <推奨HP> MT・・・6500以上(多ければ多いほど良い) ST・・・5500以上(事故の時のスイッチを含めた最低生存ライン) DPS&ヒーラー・・・4300以上(ただし、HPに依存し過ぎて火力や回復力を落とすのは厳禁) なお、これは安定したクリア想定の理想値である為、練習や見学等ではその限りでは無い。素の値では無く、PTボーナスや食事を加味した数値である。 超える力の開放以降、突入条件を満たしていれば各ジョブ適性のアクセを装備している限り、概ね満たせるはずである。 パーティーの構成は、ナ戦学召、がいると難度が下がる。 ナイトはSTに向く、ダイブボム時の鋼の意思、デスセンテンス時にMTへストンスキン、ドレッドナイトへのシールドバッシュ、5連リキッドへのインビンとバフの重ねがけ、と扱いやすい。タゲを持つ時間が短いのでバフの集中投入が活きる。 戦士はMTに向く、戦闘中は常時デスセンテンスがくるため、リキャストに縛られない原初の魂が活きる。 学者は、事前の鼓舞、事後の活性、フェアリーによる回復の分割、とデスセンテンスへの対応力が高い。また、学者の弱点である範囲回復力の弱さが後半は問題にならない。 召喚はまず単純に火力がDPS中で最も高い。そして様々なギミック中にDOTやエギで継続してダメージを与えられるために火力を維持しやすい。 リザレクが使えるのも大きい、ヒーラーはデスセンテンスへの対応に手一杯になりがちなので、復活ができるというのは負担をかなり軽減できる。 ドレッドナイトにミアズマで病気を入れる事で歩行速度をかなり落とすことができる。 偏った構成ではギミックへの対応力が下がりクリアは難しくなる。できるだけバラけるようにしたい。 ツインタニア 使用技 名称 範囲 予告 効果 備考 全フェーズで使用 プラメット 前方扇範囲 無し ダメージ デスセンテンス 単体 あり 5000〜ダメージ 約30秒周期で使用 フェーズ2のみ使用 ファイアボール 対象中心小範囲 特殊 頭数割15000〜ダメージ 約20秒周期で使用被弾人数に応じてツインタニアに帯炎バフ ファイアストーム 単体 特殊 拘束+火傷 約35秒周期で使用一定時間経過後、拘束中のPCに8000〜ダメージ フェーズ3のみ使用 ダイブボム 前方直線上 ゲージのみ 2000〜ダメージ+ノックバック 3回セットで使用 フェーズ4のみ使用 アンウォーヴェンウィル ランダム 無し スタン(永続) ドレッドナイトが倒されるとスタン解除ヘイト2位以上は対象とならない ツイスター ランダム4人 無し 踏むと爆発するトラップを設置踏んだPCは即死、周囲にいたPCは強ノックバック(結果的に即死) 約25秒周期で使用 フェーズ5のみ使用 ヘルリキッド ランダム 無し ダメージ+ダメージゾーン設置 5回セットで使用 サステインブラスト ランダム 無し 魔力圧縮体を召喚 魔力圧縮体は誰かにぶつかると「魔力爆散」で6000〜ダメージ PHASE1 ツインタニアHP100%〜85% 敵……『ツインタニア』×1 『メラシディアンワイバーン』×3 すぐに必要なわけではないが、 開始前にツインタニアにフォーカスターゲットを合わせておく と、今後のフェーズで非常に役立つ。PHASE3、PHASE4ではほぼ必須となるため徹底させておこう。 STからスタートする。4体はリンクしている(ただしワイバーン3匹とツインタニア本体にはリンクに時間差がある)ので、メラシディアンワイバーンにロブを投げ、全体にフラッシュ等をしてまとめた後、MTがツインタニアのターゲットを挑発で奪う。 STに敵が反応した瞬間に、MTがツインタニアにロブかトマホークを当ててタゲを取れると安定しやすい。トマホーク→挑発→トマホーク、等とすると失敗時にもフォローが効く。 STは敵が反応したら即防御バフをいれると、防御バフにより稼いだヘイトでワイバーンを確実に寄せる事ができるので、初手からすぐに何か1つはバフを使用する。 STは今後、事故が発生しない限りPHASE3までバフを使う事が無いのでここで一気にバフを使ってヒーラーの負担を減らすと良い。 タンク以外はヘイトが安定するまで敵対行動をとらないこと。ヒーラーも、タンクは開幕に多くのバフを使えるので焦って回復はしないで良い。 また、敵に感知される距離はそんなに広くないので、事前に近づいて、丘の上からターゲットマーカーで番号だけを倒す順に振っておくと、混乱が無くてスムーズに動ける。 メラシディアンワイバーン3体をまずは倒す。ヒーラーは事前に打ち合わせをして、STとMTどちらを重点的に見るか決めておこう。 特殊攻撃として、ヘルリキッドという火の沼を使ってくる。沼に居るとダメージを食らうので、自分に飛んできたらすぐにその場から離れる。 このヘルリキッドは直撃ダメージこそ普通だがDoTダメージが非常に高く数秒単位で1000級のダメージを食らうので注意。 MTはツインタニアを?の近辺に誘導する。ヘルリキッドに狙われる可能性もあるが、変に向きを変えてしまうとプラメットにヒーラーや遠隔職が巻き込まれてしまう可能性もあるので立ち位置に注意。 後々の移動の事を考えて頭を?の方向に向ける形に立つと良い。 メラシディアンワイバーンを始末したら、DPSとSTはツインタニアに移行する。次のPHASEに備えて、右後方や左後方等々、各自指定された位置に移動して攻撃を仕掛ける。 ヒーラーはデスセンテンスに合わせて学者の場合は事前に鼓舞を、白の場合はリジェネを維持しつつ直前にはHPを満タンに保ち、発動と同時にケアルラ等を合わせておくようにすると盾の生存率が高まる。ウイルスも入れていくと良い。 デスセンテンスは、単体火力としてはゲーム中最大の物で、熟練者のPTでも事故を起こす事がある程の高威力攻撃。素のダメージは6000を超える。 何らかのデバフやバフが1個でも入れば持ちこたえられる、2個以上あればおおむね安全なのでスキル回しを考えておこう。 超える力のHPアップにより、満タン付近を保っていれば直撃してもなんとか耐えられる程度にはなっている。 攻撃パターンにはズレがあるが、デスセンテンスの直前と直後にはプラメットが来ることが多い。 それを踏まえて落ち着いてヒールを飛ばすようにしよう。特にデスセンテンス直後の回復が遅れるとその後の通常攻撃がクリティカルヒットした場合などで盾が落ちる。 MTも基本はデスセンテンスに合わせて自己バフをあわせるようにする。ナイトなら防御バフのリキャスト管理、戦士なら原初の魂をデスセンテンスに合わせる事がカギとなる。 丁寧なスキル回しは自身の生存とヒーラーへの負荷に大きく関わるのでしっかりと想定しておこう。 PHASE2 ツインタニアHP85%〜55%(FB・FS) 拘束具の1つが床に落下し、PHASE2がスタートする。 これ以降、ツインタニアのデスセンテンスにはHP回復量を減らす"虚弱"というデバフが付く為、ヒーラーはデスセンテンス前の回復及びストンスキン・鼓舞等のダメージ軽減、デスセンテンス直後の虚弱に負けない素早いリカバリーが求められる このPhaseでは、ヘイト値が1位、2位以外の人の頭上に 赤い三角形 と 青い円 が現れる。 赤い三角形 が頭上に現れると、数秒後、その人を対象にツインタニアがファイアボール(FB)で攻撃をしてくる。 FBはDPSが1人で受けると15000程度のダメージ、2人で受けると7500程度のダメージという頭割り攻撃である。 また食らった人数と同じだけのバフがツインタニア本体に付き、その数によって後述のFSの起爆時間が短くなる。 青い円 が頭上に現れると数秒後にその人を対象にファイアストーム(FS)が発生する。 FSは範囲の大きい拘束技で、また足元にAoEが発生しているため中に入ってる人とFSに近づきすぎた人には持続ダメージのデバフが付く。 青い円が現れたらツインタニアの真下に移動して、そこにFSを出すようにする。 FSが出たのを確認したら全員でFSを破壊する。制限時間内に破壊できないと中に居るメンバーは即死する。 発生したFSの中にはいつでも他の人も入る事が出来る。逆に言うとFSのターゲットに指定されたのに動かないままでいると回りの人を巻き込んで拘束してしまう。 対象者が気付けないこともあるので、自分がターゲットにならなくとも注意し、FS範囲の外に移動する。 また、真下からずれた位置で拘束されることもあるのでツインタニアのターゲットサークルに触れてないからと安心してはいけない。特にヒーラーはターゲットサークルを見られないことも多く、ずれやすい。 事前に3人で受けるか、4人で受けるかをPTのHPを見ながら決めておく。PTを分けてどちらがツインタニアの右後方か、左後方かを決めておくと良い。 ファイアストームは必ず南向きで出現するため、北西に誘導する場合近接DPSは右側にいるとFSの背面を取りやすい。 4受け おそらく開発が想定した受け方で、最もスタンダードな方法。 4人で受けるのでFS破壊までの時間が短くなるが、その代わりHPの要求が低くなり、また基本的にMT以外へのストンスキンが不要になる。 全てのジョブがIL90の装備+食事だけで耐えれる為、火力が十分な場合はヒーラーの負担が3受けより楽になる。 ただし装備が揃っていない場合、あるいはDPSのスキル回しが悪い場合にはFSの破壊、全体の時間制限に苦戦する事となる。 4受けの場合は FS中に来たFBはターゲットがFSの中に入ってやり過ごす のが基本。 3受け 3人で受けるのでFS破壊には猶予が出来る。 3受けは特殊な手段で、4受けでも破壊できるPTがそれよりも楽になるから使うという方法である。 当然要求されるHPもプレイヤースキルも上がるため、半端な装備のPCが混じっている場合にやるべきではない。 それらが足りないPTでやる場合、バフ4のFSを破壊できない、あるいはLB3やフルバフが無いと次のフェーズの蛇を倒しきれないDPSの為にヒーラーとSTが余計な負担を強いられるという方法であるので、提案したいDPSはそこを留意しておこう。 というか、4受けFSが破壊できないからこちらを使う、というのはそもそも火力が足りておらず、装備やスキル回しを見直すべき。IL90ならば余裕をもって破壊できる。 ただしジョブによってはIL90装備だけでは耐えれずアクセ禁断でHPを増やさないといけない。またアクセでHPを増やしたとしてもFB前の鼓舞及びSTナイトのストンスキンがほぼ必須。 新式でSTRやINTが下がり、STが攻撃にあまり参加できない分全体の時間制限が厳しくなる。 ヒーラーが学者二人の場合は範囲回復に難があるので、フェアリー2匹+タゲ、で受ける方が楽だという使い方がある。白がいればケアルガで即回復できるので3受けのメリットはない。 PC3人受け、ST+ペット+タゲ、ペット+ペット+タゲの3パターンに分かれ、PC3受けする場合はFSで欠員が出た場合のリカバリーを事前に相談する必要がある。 2受け STのみ、HP6000程度あれば鼓舞もしくは自己スキンで2受けで耐えられる。 当然相方はペットとなる。 常用できるものではなく、3受けの、ST+ペット+タゲ、の方法をとっているときにSTへFBがきた場合に発生することがある。 基本的な流れは以上の2つである。 この2つに関して、留意しなければいけないのは ・ FBを受けた人数によってFSの爆発するまでの早さが決まる事。(人数が多いと爆発までの時間が早くなる、受けた人数は本体の猛火バフのストックで確認可) ・ 奇数回のFSにおいて、FSが発生した後に、誰かの頭上に赤い三角形が出てくるので、この時FSの中に入るようにする事。(中に入るとFBは飛んで来ない) ・ 偶数回のFSでは、赤い三角形がFSの破壊途中に来ない代わりに爆発までの間隔が短くなっているので(FS直前にFBが来ている)自己バフを入れる等して迅速に破壊する事。 以上の3点である。 最初のFBが飛んでくるのを確認したら、MTはすぐに位置を?の場所に移る。移動しないと、拘束具(後のPHASEで使用)の位置が被ってしまい、PHASE3後に全滅の可能性が高まる また、FS中にデスセンテンスが来た場合、MTは自身のHPが安全圏である時は中に入るようにするとヒーラーの負担が大きく減る。 『赤い三角→青い円→直後に赤い三角→以後繰り返し』このパターンを覚えておくようにしよう。 目安としては5回目のFSが来る前に次のPHASEに移れる事が望ましい、制限時間の関係で5回目のFSが来る火力だと時間切れになる可能性が有る。 ※超える力の実装とILの強化により4回目のFS中に移行する場合も多々見られるようになっている。FS中の場合はつかまっている人を見捨てるほうが、ダイブの回避が遅れるよりも良い事が多い。 タイミングを調整するか、一人の犠牲を覚悟するか、話し合っておくこと。 なお、次のPHASEではツインタニアに攻撃できず、その次のPHASEではヘイト2位になっていないと具合が悪いので、STは挑発を使ってでもこのPHASEでヘイトを稼いでおくこと。 PHASE3 ツインタニアHP55%〜(ダイブボム・蛇) 敵……『アスクレピオス』×1 『ヒュギエイア』×4 特殊攻撃パターン……ダイブボム ツインタニアのHPが55%になると再び拘束具が落下し、ツインタニアが画面外に飛び去る。 拘束具の落下を確認したら全員急いで?の場所に移動する。しばらくすると、ランダムで1人の頭上に 緑色の円 が発生する。 その後、 対象になった人に対して、ツインタニアがMAPを一直線に蹂躙する広範囲直線攻撃を仕掛けてくる。 ?の位置に固まると、ツインタニアは画面の端を通るようになる。ここに集合した後、緑色の円が現れるのを確認したらMAP中央に向けて全員で走るとダイブボムを安全に回避できる。 フォーカスターゲットの詠唱ゲージが消えた時点で経路と被弾判定が確定している ため、突進が行われるまで逃げ続ける必要はない。 ターゲットにされていない人複数が当たった場合は、ターゲットされた人の待機位置が悪い。マップ外周の紫の線をキャラがまたぐかどうかという位置が壁に当たらないギリギリ、少なくとも線に体が重なる程度の位置でないと他の人を巻き込んでしまう。 一人or少数が当たる場合は移動が遅いか、移動する方向が悪い可能性が高い。向かって右方向へいくと回避が困難となる、正面〜左前方が良い。左に行く場合はツインタニアの真下をくぐって範囲外へと逃げている。 遅れると ダメージ+長距離吹き飛ばし によって吹き飛ばされる。これはナイトの場合鋼の意思、黒魔道士はウォールを事前に貼っておけば防ぐ事が可能。 特に黒はダメージも防ぐので1回目もしくは4回目のダイブボムが終わった後に使えばひたすら攻撃できるので非常に有効。 もしも吹き飛ばされた場合、すぐに?の位置に戻ろうとすると、道中で自分に円がついた場合、二次被害が発生する為、?に寄りつつ中央に留まるか、丘の方を経由する等 ?の位置にダイブが当たらないようなルートを模索すると良い。 3回で1セットとなっているので、回避を確認したらすぐに?の位置へ戻る。 ダイブボムを3回行った後、 アスクレピオス(大蛇) と ヒュギエイア2体(小蛇) が?の位置に現れる。 3体の蛇をどうやって倒すか、事前に相談が必須となる。 なお、蛇に範囲攻撃はないため、タンクは蛇を気にせずに他の仲間と同じようにダイブを避ける。 基本的な流れとしては ?…大蛇+小蛇2体が沸く。 ?…沸いた45秒後に再び緑色の円がランダムで1人の頭上に現れる。 ?…2セット目のダイブボムが終わった後、MAPの?の位置に小蛇が追加で2体出現する。 ?…?の70秒後、ツインタニアが降りてきてエーテリックプロフュージョン(全体攻撃)を行う。(拘束具の上に居る事でダメージ大幅軽減) 小蛇を倒すとディスセミネイト(被ダメージアップ)のデバフが周辺の敵と味方両方に付く。 最大で4つまでスタックされ、効果時間は40秒間の為、これをどのように大蛇や小蛇につけるかが攻略の決め手となる。 このデバフをMTにはつかないが、大蛇にはつく位置に小蛇を誘導できるかで難度が大きく変わる。 動画共有サイトに上がっている参考動画等は、ver2.0の時の動画も多い為、現在とLBの溜まり具合、各職の火力やスキルに差がある点に注意。 <討伐例> 例1 前提として魔法職LBを撃てる人が存在する事。 MTが大蛇を、STが小蛇2体を持つ。 小蛇2体をDPSで残り2割程度まで削った後、STが大きく外周をマラソンする。出発するタイミングとルートを一定にすると後半のダイブを避ける場所が固定化できるのでやりやすい。 削った後、DPSは大蛇にターゲットを移行して攻撃を仕掛ける。 マラソンが開始すると、STへダイブがいった場合にMT側は確認がし難く、ダイブのタイミングや回数を間違える危険性がある。 STは自分にダイブがきたらマクロ等でその旨を伝えるとより良い。また、ダイブで吹き飛ぶと誘導が遅れるため、5回目のダイブに合わせて鋼の意思を使用すると安定する。 後半のダイブが来たら同様に?の場所でダイブを回避し、6回目のダイブ終了後すぐにMTはMAP中央に大蛇を誘導する STは5回目のダイブを確認したら?の位置へ向かい、6回目のダイブ終了後に沸く追加のヒュギエイア2体のターゲットを取りそのまま中央に持って行く。 5体が互いにディスセミネイトの入る範囲内に集合したのを確認したら、先に沸いた小蛇二体を倒す。(黒魔道士が居た場合、ここで静者の撃+迅速魔+アストラル?のフレアで即死させれる程度のHPにするとスムーズに進む) 先の2体が倒されるのを確認した直後、魔法職のLBをディスセミネイトが2つストックした小蛇と大蛇に入れる。 残った小蛇2体を倒し、大蛇にバフが4つ入るのを確認したら、秘薬や自己バフをフル活用して大蛇に止めを刺す。 注意点は、この手法はギリギリの時間設定である為、どこかで手間取ってしまうと自分達にかかったディスセミネイトの効果でツインタニアの全体攻撃が即死級になってしまう。 例2 上記とほぼ同じだが、1セット目の小蛇はHP5割程度で十分なので以降は大蛇を狙い、2セット目の小蛇と1セット目の大蛇小蛇セットが合流した時点で素早くLB、残った小蛇を倒してバフ4の大蛇を倒す。 この場合大蛇を削る時間がいくらか増え、1セット目の小蛇をLBで瞬殺でき、残った小蛇もデバフ2なので比較的早く沈める事が可能。 この場合はSTとMTの合流速度とLBのタイミングが重要になる。 あらかじめ合流地点を決めておき、設置スキルやマーカーを目安にし、LBは見切り詠唱すると良い。全てが定位置にくるまで待つと時間が足りなくなりやすい。 例3 マラソンはせず、小蛇を1匹ずつ倒していく。 DPSが全力で殴ると2セット目の小蛇まで大蛇のデバフが持たない為、削るタイミングを調整していく必要がある。 うまく大蛇にデバフ4を乗せられるかが最大のポイント、デバフさえ乗れば単体LBを当ててすぐに倒せる。 4〜5回目のダイブ中に2匹目の小蛇を倒すようにするのが目安。 この場合STは5回目のダイブを避けたらそのまま直進し、逆サイドに出現する追加の小蛇のタゲを素早く取ってMT側へ合流すること。 ツインタニアが降下してきたら、全体攻撃後にプラメットを仕掛けてくるので?の拘束具にMTが、?の拘束具にそれ以外の人が集まる。 PHASE4 ツインタニアHP55%〜30%(ツイスター・ドレッド) 敵……『ドレッドナイト』(40秒周期で出現) このPHASE4ではMT以外への攻撃はどれも即死の為、ヒーラーは誰かが死なない限りMTの面倒を見るだけとなる。 全体攻撃のダメージはMTを全快にすることを最優先すること、極端な話他は放置で自然回復に任せて良い。 ツインタニアが全体攻撃をした後、次のフェーズに移行する。前のPHASEでツインタニアにフォーカスターゲットを入れておく事。 降下後すぐにデスセンテンス、もしくはツイスターを使用してくる。 ツイスターは8人中4人をランダムに選出し、その人の足元に踏むと即死のトラップ(緑色の小さな渦巻き)を設置する技。 ツイスターの詠唱が半分まで終わった時点で立っていた場所にトラップが設置されるようになっている為、同じ床を踏まないように動けば安全に回避が可能である。 回避方法は詠唱が見えたら『コ』や『○』や『⊂』等の形に動くと良い。直線でも避けられるが、近い仲間を巻き込む可能性がある。臨機応変に移動経路を決めるとよい。 誰が選ばれているかは確認出来ない為、全員で動くようにしよう。 近接職が居る場合、STと位置が被ってしまったり、遠隔職も互いの位置が近過ぎる等で、他人が出したトラップを踏んでしまう可能性がある。 ツイスターは踏んだ本人だけでなく、近くにいる仲間も吹き飛ばしてエリア外周に激突させ、結果的に即死させるということを理解しておこう。。 全体攻撃が終わった後、遠隔職とヒーラーは速やかにお互いの距離を離し、自分の安全圏を確保するようにしよう。ボスを支点とした等間隔の扇形に位置するのがやりやすい。 ヒーラー二人が近いとPHASE5でヒールが届かなくなる場合もあるので、離れたほうがより良い。 ツイスター後、しばらくすると頭上からドレッドナイトが降ってくる。(位置は中央付近で固定) ドレッドナイトはヘイト値が1位、2位以外の人に対して拘束を行い、その人に向かって移動を始める。ドレッドナイトが真横に来るとその人を対象に即死攻撃を行う。 なので、近づかれる前に倒す必要がある。遠隔職は事前に沸く場所からある程度の距離を取っておこう。 ドレッドナイトに対しては『ヘヴィ』『スタン』が有効なので、その2つを用いて足止めを行いつつ倒す。基本的にSTがスタンを行う。 ナイトがSTの場合はそれだけで10.5秒のスタン可能、戦士がSTだった場合は竜騎士の足払いを併用したり、ヘヴィは40%の物を使う等工夫しよう。 足払いに代表されるスタン効果のあるスキルは、STのスタン攻撃を確認した直後に当てると耐性を上げずにダメージだけ与えることができる。耐性を気にして封印するとそれだけDPSが低下し、ドレッドとツイスターを処理する回数が増えてしまう。 なお、周期の関係で偶数回のドレッドナイトは討伐中にツイスターが来る。攻撃に集中して詠唱を見逃す事の無いように注意を払おう。 拘束具が落ちると次のPHASEに移行となる。 PHASE5 ツインタニアHP30%(最終PHASE) 3つ目の拘束具が落下すると最終PHASEがスタートする。 MTはそのままの位置でツインタニアを固定する、後述する魔力爆散に対応する為、位置をずらさないように注意する。 STは3つ目の拘束具の上、ツインタニアの真下に陣取る。DPSやヒーラーは各々で立ち位置を調整しよう。 ランダムで誰か1人にヘルリキッドを5連続で使用してくる。DPSやヒーラーに来た場合は誰も居ない所に沼を捨てる。ヘルリキッド自体のダメージは動き回れば死なない程度である。 逆に言えば途中で立ち止まると死ぬ可能性があったり、後半になると沼があちこちに捨ててある為、適当に動くと誰かを閉じ込めてしまう危険性もある。各自その点は留意しておこう。 スプリントを使える状態であれば、スプリントを使う事によって沼のダメージをほぼ食らわずにやり過ごす事も可能である。が、その分リキッドの設置範囲を広げてしまうことにもなるので、確実に誰も居ない場所に捨てるように。 STやMTも対象となる為、ターゲットにされたらバフを入れ続けながら、ヒーラーを信じて耐えよう。 設置のDOTは重複しないため、MTは5発の直撃を受け止めてから範囲から出ると他の仲間がやりやすい。近接DPSは向きが変わるのでプラメットをもらわないように背後に移動したほうが良い。 STはナイトならばインビンシブルを使ってしまったほうが良い。 また、ランダムで誰か1人の頭上に 紫色の三角形 が出現する。 指定された人に対して、ツインタニアの真下に黒い玉が生成され、それが高速で飛んで行く。誰かに当たると爆発を起こし、素で食らうとダメージは6000程だが 拘束具の上に居るとダメージを大幅に軽減する事が出来る。STは拘束具の上に乗り続け、玉を全て受けるようにして被害を抑える。 (ツインタニアの真下に玉が形成された直後にSTに当たり、爆発する形となる。) MTが倒れてしまった場合はSTが即座にタゲをとり、MTとして動く。DPSの一人、主に方向指定の必要のない遠隔DPSがSTの変わりにツインタニアの真下へと入り、黒玉を受け止める役をする。 ただし、DPSではリキッドがきた場合に耐える事が困難なため、他のメンバー(特にヒーラー)は黒玉が飛んでくることを覚悟して拘束具(1、2個目)に乗れる位置に移動する。 真下のDPSにリキッドが来た場合は色々な選択肢があるが相談して決めておこう。 全力で癒す、DPSは逃げた上で黒玉に狙われた人が拘束具に乗って耐える、ヒーラーとの直線上にDPSが立ちヒーラーだけは死守する、等々。 元のMTは復活しても衰弱が入っておりデスセンテンスを耐える事はできないので、STへと役割を変更する。 STがリキッドで倒れてしまった場合は上記と同じようにDPSがST役として真下に入る。 片方のタンクとヒーラーが生き残ってさえいれば、数人が倒れても十分にクリアは可能なので諦めずに戦おう。 ここまで来れば後は火力でゴリ押しをしていくのみ、LBが恐らく溜まっていると思われるので、近接DPS等がここでツインタニアに対してLB2かLB3を入れる。 秘薬をPHASE3で使っていた場合、この辺りで復活し始めるのでそれを用いるのも良い。 時間切れ 戦闘開始後13分経過 戦闘から13分が経過すると、落下していた拘束具が全て消滅し、ツインタニアがエーテリックプロフュージョンを発動し全滅が確定する。 実質的なタイムオーバーである為、これに陥ってしまった時はどこで火力を出し切れなかったか、どこの動きがぎこちなかったか等、反省会を行う事で次に活かす事ができる。 DPSに死人が2、3回出ても、装備が整っていれば間に合う為、DPSは再度スキル回しの確認や自己バフの効率化を考えてみよう。 よくある敗因 ファイアストームが爆発してしまう 装備・スキル回しを再確認しましょう。FB後に付加されるバフをよく見て、予定よりも大人数でFBを受けていないかチェックしましょう。 FSのターゲットになった人は迅速にツインタニア直下に移動し、拘束される人数を増やさないように。 ダイブボムを食らってしまう ツインタニアにフォーカスターゲットを設定している場合、「フォーカスターゲットが再表示される」とダイブボムの構えの合図となる。 フォーカスターゲットが現れたら移動し、フォーカスターゲットの詠唱ゲージが消えたら戻る、を繰り返すと避けやすい。 一度飛ばされても慌てる必要はない。むしろ中途半端に戻った時に自分がターゲットになり、他のメンバーの安全地帯にダイブが直撃してしまうこともあるため焦って戻るのは厳禁。 蛇出現後、マラソン中のSTがターゲットになった場合は避ける必要はない。頭上に出るマークをよく見ておこう。 アスクレピオスが倒せない 原因はいくつかある。単純に火力が足りない場合、装備・スキルの見直し、秘薬の使用も検討しておこう。 メテオ(プチメテオ)を使う場合、最初の2体のヒュギエイアを削りすぎても意味がないため、ある程度削ったらアスクレピオスに集中させた方がよい。 ヒュギエイアの回収、範囲LBの使用が遅れた場合も、それだけ本体を削る時間が減ることになる。 ヒールヘイトでターゲットが乱れやすいので、STは自己バフをフル活用して耐えること。 MTがディスセミネイトを食らいすぎた場合も、ヒーラーが回復に集中しなければならないため火力ダウンの一因となる。 理想は0、最悪でも2に抑えるよう位置取りを研究すると良い。 エーテリック・プロフュージョンが耐え切れない ヒュギエイアのディスセミネイトを食らっている場合ダメージが増加するため、まず遠隔DPS、ヒーラーはデバフを貰わないこと。 アスクレピオスの撃破が間に合っている場合は準備時間が多少あるため、ストンスキンなど張り直しておきたい。 学者は6回目のダイブボム終了時間を確認しておき、約1分後に士気(鼓舞)、フェイコヴナント、陣、ツインタニアへのウィルス付与を行うと生存率が飛躍的に高まる。 どうにか耐えきったら、即座にプラメットが飛んでくるため最優先でMTの回復を行うこと。 ツイスターが避けられない ツインタニアへのフォーカスターゲットは必須。詠唱が見えたらすぐに動けるようにしておこう。 ツイスター用のマクロ(25秒周期)を用意しておくと準備しやすい。 おまけ ツインタニアは周期で攻撃を行う。完全ランダムではなくある程度のパターンに従っているので秒数マクロを設定しておくと非常に楽になる。 ただし、様々な理由で周期はずれていく。あくまでマクロは目安程度にしかならない。 例としては ・デスセンテンス用 /party デスセンテンスが来ました、次は30秒後です se.10 /wait 20 /party 約10秒後に『デスセンテンス』が来ます se.10 /wait 5 /party 約5秒後に『デスセンテンス』が来ます se.10 ・ダイブボム用 /party 45秒後に『ダイブボム』が来ます se.10 /wait 35 /party 残り10秒 se.10 /wait 5 /party 残り5秒 se.10 /wait 1 /party 残り4秒 se.10 /wait 1 /party 残り3秒 se.10 コメント 情報提供・修正依頼などこちらへおねがいします 名前 ダイブボムは、外周に沿って逃げる(横逃げ)と -- 途中になってしまった。このwikiに書いてある中央逃げ() -- 中央逃げ(前逃げ)があるけど中央逃げがオススメ。横逃げはミスると壁に当たりやすい -- ノーマルモードは新レイドの話であって邂逅に適用されるなんて話はない、ので削除しといた -- PHASE2のFB受けについて、あの位置に書いてあると、まるでFSを複数人で受けるみたいだね。 --
https://w.atwiki.jp/holyland4/pages/260.html
睡拳使いの邂逅 大会開会式前、控室に向かいながら選手の名前や顔写真、格闘スタイルなど簡単な紹介が書いてあるパンフレットを読んでいた天王星は驚愕した。 「お、おぉー? 睡拳が二人……私含めて三人かぁ。気になるね―」 天王星の睡拳は体系として確立された武術とは違い、格闘センスを発揮するだけで決まった型がないのだ。故にどういう宗派があるのか、そもそも武芸としての睡拳をどういうものか知らない。とっても興味がある。 「こんにちはー。」 控室。ちょっと躊躇いがちに入る。その場に居た何人かがこちらを見た。格闘大会というからには筋肉モリモリのゴリマッチョばかりだと想像していたのだが、そうでもないようだ。 年齢は様々だが誰もが美しさや可憐さを持ち、立ち振舞も凛としている。皆予選を突破できる武術を持つ上、女性としても完成している様だ。 天は二物を与えずという言葉は嘘だったのか。或いは武芸を極めんとする者は人としても完成度を上げていくものなのだろうか。 しかし、外見から見るだけでもキャラが濃い人が多い。修道服、メイド服、頭が包帯で覆われている者、というか人間ではない何かもいる。驚いたが、常時パジャマで中身は太陽系の惑星である天王星ちゃんがとやかく言える筋合いはない。 開会式の時間までもあり、選手たちも手持ち無沙汰な様子。人数を見るにまだ全員揃っているわけではないようだ。 視線を彷徨わせ、目当ての人物を探すと――いた。 宇多津泡沫と屋良励子。睡拳使いの二人はベンチに座って何か話していた。おっとりした印象を感じさせる励子が話しかけ、ボーっとしている様子の泡沫がポツポツと返答していくといった感じだ。 「あのー……」 近づき話しかけると、励子が柔らかい笑みを浮かべて応えた。 「あら、天王星さんですね? 屋良励子と申します、以後お見知りおきを。丁度よかったわ。こちらの宇多津さんとお互いの睡拳の違いについて語りあってたところなんです。」 「ど~~~も~~。宇多津泡沫っす~~~。」 「天王星と云います。宜しくお願いします」 ぺこりと頭を下げると励子が隣に座るよう促してきた。励子の両脇に泡沫と天王星が座る形になる。 「さて、私と宇多津さんは一緒だったんですけど、睡拳といえば天王星さんもやはり…?」 「?」 「武器武器~~~。」 「あ! はい、これですか!」 枕を取り出し見せると、二人も枕を取り出していた。やはり睡拳といえば武器が枕らしい。なんだか嬉しくなって、思わず頬が綻んだ。ところで励子の持っている枕は表にYESという文字が、裏にはNOと書かれているがこれは一体どういう意味なのだろう。少し気になったが、その疑問を尋ねる前に励子が質問をしてきた。 「天王星さんの睡拳はどこの流派なのですか?」 「いえ、私は流派とかなくて……うーんと、自己防衛機能みたいなものなんですよね。睡眠状態下でのみ戦えるようになる、みたいな。そちらはどの様な睡拳をお使いになるんですか?」 「睡八仙という仙人達を元にした象形拳で、主に転がる寝技が多いですね。夢遊病の様な動きで相手を撹乱したりします。」 うふふ、と笑いながらちょっと自慢気に後ろに体を反らすことで天王星よりも圧倒的に大きいバストが強調される。 自然と、目がそちらに向かってしまう。慌てて目線を上げると泡沫と目があった。そして、お互いの胸部を見てなんともいえない気持ちになる。 言葉を発さない僅かな時間での応酬だったが、そこには確かに意思疎通があった。 ――実は全て励子の計算通りなのだが、二人は知る由もない。 (ふふ……嫉妬は時に莫大な原動力となりますからね! 彼女たちはこれから胸の乏しさをカバーしようと内面、外面ともに美しさに磨きをかけようとするでしょう!) 後に敵対するかもしれない選手すら女性として育てあげようとする姿勢はさすがというべきか。 ハッと我に帰った天王星は軽く咳払いをして今度は泡沫に聞く。 「……ゴホン。宇多津さんはどういう睡拳を……?」 「ん~~~私はね~~実践した見た方がいいかな~~?」 そう言って、目をつぶり眠った数秒後。 驚くことに泡沫は天王星と瓜二つの姿になった。 「こんな感じで~~他の格闘家に変身して戦うんだよね~~~~。誰になれるかは完全にランダムだから~~~あなたに変身できたのは実は凄い確率かも~~~~???」 「ほえー……」 思わず変な声がでた。自分と全く同じ容姿の人物が目の前にいるのは何だか変な気分だ。よく似た双子はいつもこんな気分を味わっているのだろうか、なんて考えてしまう。 「他人の容姿いるっていうのも~~~何気疲れちゃうから~~~体戻すね~~~~」 パチン、と指を鳴らすと同時に泡沫は元の姿に戻る。 「ふぁああ~~~一度寝たら眠くなっちゃった。まだ時間があるので寝とこうかな~~~。」 「ふわぁ…。あはは、欠伸移っちゃった。」 「そうですね。ダーリンとの夜の……ゴホン。ついつい寝るのが遅くなってしまってしまって……。ちょっとまどろんでましょうかね。」 「お~~じゃあ誰が早く寝れるかやってみない~~?」 「ふふ、いいですね。睡拳使いたるもの如何に早く寝るかというのも強さの指標の一つでしょうしね!大会前の前哨戦ってことで是非やってみません?」 「おー面白そうですね!やってみましょうー!」 「お~~乗り気だね~~~」 「ふふ、負けませんよ?」 「じゃあいきますよー、よーいドン!」 (睡眠突入時間0.93秒を誇る某国民的猫型ロボットアニメの少年には流石に勝てないけど、私だって寝る速さに自信はあるんだからね…!) そんなことを考える間にも意識が遠のいて……いって…………。 ◇◇◇ 「……おー」 目が覚めた。頭がぼやけてて、自分が眠る前どこで何をしてたか一瞬忘れそうになった。 「えーと、確か大会の控室で開会式の時間まで待って……て……? へ?」 冷や汗が出る。 見回すと誰もない。 確か寝る速さ競争をしていたはずの二人もいない。その代わりに泡沫が座っていた辺りにメモ用紙が置いてある。少し荒い手書きで走り書きがある。 『ぐっすり寝ていたようだから起こすのも忍びないしそっとしておいたよ~~? 寝るの も早かったし前哨戦は君の勝利だね~~!ま、大会は遅刻で失格かもしれないけどね~~~♪』 「…………」 その下に別人と思われるちっちゃく丁寧な文字も書かれている。 『とっても可愛い寝顔でしたよ? ゆっくりおやすみなさいませー(はぁと)』 「…………」 表情が固まっていくのを感じる。 そして、トドメと言わんばかりに控室のモニターからアナウンサーの声が聞こえてきた。 『――では皆さんお待ちかね!選手の入場が始まりまーす!』 「うわあああああん、起こしてよぉーーーー!!」 涙目になりながら天王星は会場に向かい走りだす。 ――この後、天王星はなんとか遅刻は許してもらったがスタッフに激しく叱られることになる。 【END】
https://w.atwiki.jp/chaosdrama2nd/pages/191.html
《隙間録 邂逅編:霞ちゃんがんばる》 私は霞。 再会を誓った彼がこの塔にいると信じて、いろんな人たちと一緒に頑張っています。 私はずっとこの塔で寝泊りしてるけれど、他の皆はそうでない人もいるから、集まったときにフロアを攻略しに行きます。 集まる日以外は、私はひたすらに特訓! おしゃれとか、美容とか、そういう事にかまけてる人もいるけど、そんな暇はないんだから! 霞「ふっ、はっ!とうっ!」 広いエントランスの中を、ひたすらステップで駆け回り、フットワークの練習。 地面を蹴って壁へ、壁を蹴って壁へ。 小さい体格とスピードを生かした動きで、相手を霍乱!・・・できたらいいな。 霞「やっ!ブォンブォンッ!」 今度はいつもの二刀流で、ひたすら素振り! 色んな体格の相手を仮想して、どこら辺へ武器を振れば首を斬れるか。 どこら辺を突けば重要器官を潰せるか、とか。 そんな事を考えながら、ひたすらに素振り! 霞「えいっ!ダンダンダンッ」 次は、真上に射撃してそれを自分の体で受け止めて、耐久力を鍛える! 痛いけど、これぐらい我慢できないと彼に笑われちゃう。 それに、未だ見ぬ敵はこの程度の攻撃じゃあ済まないかもしれない。 だから、この程度の攻撃じゃあ音を上げてられない! 霞「今日も一日、お疲れ様・・・。」シャッシャッ 一日の終わり。 私の持っている武器達を、研磨します。 優しく、子供に触れるように、丁寧に。 彼から託された、二振りの剣。 いつか、いつか返すからね。 霞「はむ・・・どう、かな・・・?」 訓練の合間合間に、毎回手作りの料理を食べます。 エリノラちゃんに苦労をかけたら悪いと思って、自分で調達した料理器具で料理して、自分で調達した食材で料理します。 彼は私が料理を作ったら、とても喜んで食べてくれたから、次に会う時までにもっと練習しなきゃ。 霞「ちょっと・・・塩多いかな?」 得意料理はハンバーグ! カレーだって作れるよ! 今度エリノラちゃんにも作ってあげようかな? こうして、毎日を繰り返して、ひたすらに訓練! 霞「よーっし!」 霞「今日も一日、頑張るよ!」 私、負けないんだから!
https://w.atwiki.jp/unchingmachine/pages/255.html
ジャンガリアンとの出会い シャドバの過疎化が深刻になる中、プレイヤーネーム"ジャンガリアン"と日を跨いで連続マッチングしたスレ民。 その報告を受け、『ジャンガリアン狩り』なるマッチングスナイプを画策する者が現れた。 401 #774-UNKNOWN 2022/03/20(日) 00 10 45.88 ID whvafdnz0 このゲームヤバすぎ 2日前に戦った相手といきなりマッチングしたわ 名前確認してゾッとした これもうホラーだろ 295 #774-UNKNOWN[sage] 2022/03/20(日) 09 50 35.71 ID I1MdGgfH0 名前をジャンガリアン狩りにしてシャスレ民全員で潜るか🥺 298 #774-UNKNOWN[sage] 2022/03/20(日) 09 50 58.08 ID QGGoGAcep ジャンガリアンはボクが狩る…♠ 303 #774-UNKNOWN[] 2022/03/20(日) 09 53 09.05 ID l1S5X+Ca0 ジャンガリアン狩るシャスレ民同士でマッチングしてそう 7 #774-UNKNOWN[sage] 2022/03/20(日) 14 03 38.08 ID aHJgE9UtM 0~2時にやればジャンガリアンと当たりそうだな😄😄😄 予感 一方で、シャドバの過疎ぶりから『ジャンガリアン狩り』同士がマッチングする事を危惧する声もあった。 16 #774-UNKNOWN[sage] 2022/03/20(日) 14 05 05.13 ID CTxofMzip >>7 今日の夜みんなで名前「ジャンガリアン狩り」にしてクロスオーバーのフリマやろうぜ😎ジャンガリアン居なくてもクソ過疎クロスオーバーなら実質検討会だし🤪 724 #774-UNKNOWN[sage] 2022/03/21(月) 00 44 08.75 ID aibJkbncd 🐹(シャスレで晒されたし名前変えよ…) 🥺(ジャンガリアンでフリマ潜るも!) 🥺(ジャンガリアンでフリマ潜るも!) 🥺🥺🥺🥺🥺ゾロゾロゾロ 🥺👉「「あっ!ジャンガリアンだあああああ」」👈🥺 こうなってそう😂 的中・邂逅 スレ民の予感は見事に的中、ジャンガリアン討伐を目論む者同士が剣を交える事になった。 (結果としてシャドバの過疎を証明する形となったため、当初の目的は果たしたと言えるのかもしれない。) 戯れるジャンガリアン討伐者 766 #774-UNKNOWN[sage] 2022/03/21(月) 00 57 31.15 ID RSKY6kx8M ジャンガリアンいなかったわ 776 #774-UNKNOWN[] 2022/03/21(月) 00 59 15.43 ID YqXDHEiq0 ジャンガリアン狩りいたよ〜🥺 シャスレの刻印 https //krsw.5ch.net/test/read.cgi/dccg/1647692956/ 2日前に戦った相手といきなりマッチングしたわ https //krsw.5ch.net/test/read.cgi/dccg/1647728974/ 真剣シャド馬鹿一代 https //krsw.5ch.net/test/read.cgi/dccg/1647779950/